誰も私に興味はない、誰もあなたに興味はない、の意味
誰もあなたに興味はない

「いまどうしているか」ではなく、



私は2000年1月から
経営ジャーナリストとして独立しました。
前職の出版社に入ったのは1993年で、
ここを辞めるときは独立するときだと
決めていました。
そして、こう考えていました。
「独立して、
もし、当面の仕事がなかったり、
人を見下すような感じ悪い人の
仕事を受けるくらいなら、
パンと水で生きていく」と。
理想は、次々とやりたい仕事が
舞い込んでくることですし、
そんなに困らないだろうという
根拠のない理想を描いていましたが、
その保証はどこにもないですから。
ありがたいことに、
いろいろな仕事をいただくようになり、
パンと水だけで食いつなぐ必要はなく、
カレーライス、
唐揚げ、
エビフライ、
五目焼きそば、
スパゲティミートソース、
なんでも好きなものを食べられたんですけど、
(なぜか子供っぽいものばかり)
「もしも〇〇だったらこうする」
というプランBを持っていたので、
腹をくくれた面があります。
プランBを考えること自体が怖いと
思う必要はありません。
プランAの失敗を想定したら
悪いことが呼び寄せられる
なんてことはありません。
プランBがあると
かえってゆとりができるというか、
来るなら来い!になれる気がします。
で、プランBを使う必要がないなら
それでいいわけです。
こういう本がありました。
私はまだ読んでいません (*´艸`*)
では~
愛の経営ジャーナリスト・中小企業診断士の
瀬戸川礼子でした。
youtubeもどうぞ!こちら。
「いい会社」のよきリーダーが大切にしている7つのこと - 瀬戸川 礼子
珍しく歴史の話 ~ ~ ~
後の徳川家康である松平竹千代(当時8歳)を
人質にとった今川義元は、
家来に命じました。
「むごい教育をせよ」
大人になった徳川家康 ⤵
さて、「むごい教育」と聞いて
あなたはどんな光景が浮かびますか?
家来たちは、8歳の竹千代に
このような教育をあてがいました。
粗末な食事しか与えず、
休みもほとんど与えず、
厳しい武術の訓練をさせたのです。
ところが、命じた義元は激怒します。
むごい教育とは、そういうことではない、
朝から晩まで贅沢をさせよと言うのです。
贅沢な食べ物を与え、
好きなだけ寝させ、
夏は暑くないように、
冬は寒くないように計らい、
学問を嫌がるならさせなくていい。
「そのようにすれば、
たいていの人間はだめになる」と。
いや、ほんとに。
今川義元、おそるべし。
これぞ、むごい教育です。
~ ~ ~
さて、私たちは(恐らくみなさんも)大人なので、
こうした「むごい教育」を自分に与える張本人は、
自分自身になると思います。
空いている時間を、
ソファーの上でまったり過ごすのも、
パチンコや競馬などギャンブルに費やすのも、
ゲームをして過ごすのも、
自分の自由で何の問題もありません。
また、
将来の身になる読書に当てるのも、
研修を探して受けるのも、
資格の勉強をするのも、
筋トレするのも、
これも自由です。
どういう過ごし方が、
未来の自分にとって
「むごい過ごし方」になるのか、
ここはちょっと考えておきたいところです。
「今」の楽しさと、
「未来」の楽しさ。
どちらも大切なんですが、
今を楽しみ過ぎて、
未来に影が差したら嫌ですよね。
優先順位を決めて、
むごくない過ごし方をしましょうね!
愛の経営ジャーナリスト・中小企業診断士の
瀬戸川礼子でした。
私は良い研修の受講を勧めます! こちら。
「いい会社」のよきリーダーが大切にしている7つのこと - 瀬戸川 礼子
オリンピックとオリンピッグ。
この時点ですでに「?」ですが、
チームのトップリーダーが、
ふくよかな女性タレントを
ブタに見立てた演出プランを考え、
しかも、その考えを自ら却下せず
チームに提案してしまった。
これは功罪の「罪」でしょう。
ただ、責任を取って辞任した
佐々木宏氏(66)のこの提案について、
また先日のオリパラ・森氏の発言について、
「そんなにダメなの?」と
首を傾げる人は結構、多いと思います。
「これくらいいいじゃない」と。
とするならば、
この件に関しては、
意識が令和3年に更新されていないと思われます。
侮辱や差別はダメ。
そんなつもりじゃなかったとしてもダメ。
無意識でやってしまうことそのものが、
意識が低いと見られてしまうのです。
昔は、筋トレのために
「うさぎ飛び」が推奨されました。
あれ、きつかった~。
でも、今は身体を壊すことがわかり、
やってはダメになりました。
「昔はみんなやっていたんだ」
と言って、今だにやっていたら、
相当、危ない人ってことになります(笑)。
森さん辞任のときもブログに書きましたが、
今回のような差別的思想が問題視され、
当事者が役目を降ろされる姿を
メディアが取り上げることは、
意識が更新されていない層に対して
「侮辱や差別はダメです」と、
手っ取り早くアプローチできるので、
その点だけ抜き出せば、
功罪の「功」だと思います。
日本ではまだまだ当分、
こういう出来事が繰り返されるでしょうが
その都度、少しずつ更新されていくでしょう。
日本にとって、
オリンピック・パラリンピックの役割は、
古い価値観・意識の刷新なのかもしれません。
~ ~ ~
で、私はこうした出来事を
高みの見物しているわけではなく、
「人の振り見て我が振り直せ」
と、とらえています。
いくら世界とネットでつながっていても、
ここは島国・日本です。
私の無意識化にも古い価値観が
潜んでいるはず。
今回のようなニュースに触れると、
「いい加減にして」と思う一方、
自分に対する危機感を同時に覚えます。
バージョンアップしていきましょう!
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の
瀬戸川礼子でした。