歯科医院で痛い思いをして学んだコンサルの心得


コンサル、研修講師、講演講師などの仕事をしていて

「良かったな」と思うのは、

何と言っても、人に喜んでいただけたときです。



が、実は、嫌な思いをしたときも、

「ラッキーだったかも」と、思えたりするんです。



今日はそんなお話。



私は、歯は丈夫で何の問題もなく、

歯科医院に行く理由はクリーニングだけでした。



ところが、ちょうど1年前に顎がカクカクして気になったので、

友人が30年通っているという超お勧めの歯医者さんに

診てもらうことにしました。



そこは、昔ながらの設備の小さなクリニックで、

電磁波を取り除く板の上に乗ったり、

気功のような施術を施す、少し不思議な歯医者さんです。

私は目に見えない世界も普通に受け入れるし、

行く前から聞いていたので、それはまあ構わないのです。



ただ、私が問題としている顎のカクカクよりも、

私が問題としていない歯(銀の詰め物をしている)が

問題だといって、詰め物を取り変えることを強く勧められたことで、

雲行きは怪しくなっていきました。



確かに、昔の詰め物は体に悪影響を及ぼすこともあるらしいし、

信頼する友だちが強く勧めるお医者さんですから、

(詰め物を変えて綺麗に被せると約15万円かかりますが)

ここは素直に従うことにしました。



ところが、銀の詰め物を取る処置が悪かったようで、

何の問題もなかった歯は施術の後から痛みはじめ、

何回通っても痛みが取れません。

それなのに、先生は最終の被せ物をしてしまうのです。



パンも噛めないほど痛いと、

再度、訴えるとやっと気づいてくれたようで、

被せ物を外して、雑菌を取る処置が始まりました。



そして結局、痛みはなくならず、

神経まで取ることになってしまいました。

その神経を取る処置もよくなかったようで、

ブラシのような器具の一部が歯茎に残って

しまいました(たまにあることらしいですが)。



そんなこんなで半年通って、悪化の一途を辿った末、

ここでは治らないことが素人の私にも分かり、

別の、最新機器をそろえた歯科医院に変えました。



新しい歯科医院では、マイクロエンドといって根本治療を

専門とする先生に20数万円(涙)、払って治療してもらい、

お陰で痛みは緩和されましたが、

完治に至らず途中です。

今後、根本手術が必要だと、同じ金額がかかります(涙涙)。



~   ~   ~   ~

ちなみに余談ですが、大事なので書いておきます。

根本治療の先生が言われるには、

治療の途中で 「一度、口をすすいでください」 は絶対ダメですって。

欧米では、治療をするときは、ラバーといって口にゴムの幕を敷き、

唾液が治療中の歯に入るのを防ぐのが常識。

まして、治療中に口をすすがせるなんてしないそうです。


なぜなら、口の中には大量の雑菌がうよめいていて、

治療中に口をすすいでしまったら、

水に乗って雑菌が口の隅々に行き渡り、治療中の歯肉にも入ってしまう。

自分の菌が、自分の歯肉・歯茎を侵してしまう可能性があるのです。

私はたぶん、これで悪化してしまったのだと思います。


~   ~   ~   ~



さて、最初の「良かった」に戻りますが、

これのどこが良かったのか?

歯にとっては何も良くなかったです。ごめんね、歯。

顎のカクカクもそのままですし。



ただ、私がこういう目に遭ったことで、

「この仕事をしていて良かったな」と思ったのは、

次のことを、身を持って知ったからなのです。



① 先生は、患者を不安にさせないように細心の注意が必要

 つまり、それは「言葉」。
 
 いまどういう状況で、どういう処置が必要で、

 どういう選択肢があって、専門家として勧めるのはこれで、

 期間、回数、時間、料金はだいたいこのように予測でき、
 
 どういう利点と、どういう難点があり、将来性はどうなのか。

 そういうことを言葉でしっかり、丁寧に説明する必要がある。

 もちろん、人それぞれの体だから明言はできないし、

 明言どおりにいかなかったことで訴えられてはかなわない

 という医療界がかかえる現代的な問題はあるとしても、

 それでも、誠意を持ってアドバイスする必要がある。



② 先生は、患者が質問しやすい雰囲気づくりをすることが大切


 質問を遠慮させるほど忙しい雰囲気をあからさまに出したり、

 医師が王様で、スタッフが家来のような関係性の場合は、

 それが患者にも伝わって、患者は思うように質問ができない。

 質問も出来ない関係は信頼もない。

 信頼のない関係では、治るものも治らないのではないか。

 

これは、私が仕事とするコンサルや講師にも同じことが言えます。

先生側が当たり前に分かっていることを、

患者側が当たり前に分かっているわけではないし、

先生はその専門家ではあるけれども、

患者本人の痛みや不安は本人が一番よくわかっているのだから、

それを引き出す工夫と、その人に対する敬意が大切なのです。

互いの信頼のために不可欠なこと。


これを、

痛い思いと、怖い思いと、

高い授業料を払って学んだわけで、

つまり、無駄ではない、自分に活かせることがラッキーです。



一方、患者だった自分を振り返ると、

相手が先生だからといって、自分の歯を丸投げせず、

先生に聞かれなくても、「いまの状況はこうなんです」とか、

「もっと改善するにはどうすればいいですか」とか、

主体的な姿勢を早くから見せるべきでした。



そう考えていくと、

これもそれも自分に原因があるように思えてきます。


画像















どんなことからも学べます。コンサルの瀬戸川礼子でした。



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