AIより先に、自ら機械化していませんか?


外貨の換金に行ってきました。

大手金融機関の路面店で、

10人でぎゅうぎゅうの広さです。というか狭さです。



カウンターで日本円を渡し、

外貨紙幣の配分を決めると、

「番号札14番を持ってお待ちください」と、

札を渡されました。


 ・・・ 私一人しかいないんですけど?


ここはだいたい空いていて、

この後、人がどやどや入ってくる気配は

微塵もないんですけれど。


お客さんが1人しかいないのに

目の前で待っているのに、


なぜ、番号札を持たせるのか?

なぜ、臨機応変にやらないのか?

なぜ、自分の目を信じないのか?

なぜ、札を持たされる側の気持ちを想像しないのか?


 私の中で、何かがざらっとします。

マグマがボコッとします。


郵便局でも同じような場面があります。

お客さんは私しかいないのに、

「機械で順番カードをひいてください」って。


お客さんが複数いるなら、カードを引きますが、

誰もいないのなら、そのまま窓口に直行すればいいわけで、

順番を引く意味はお客さん側にはありません。


もちろん、わかっています。

1日の人数をカウントしたいんですよね?

それなら、お客さんが一人しかいないときは、

「人数を数えたいのでカードをひいてもらえますか」

と、言えばいいのでは?


なぜ、そのひとことを出し惜しみするのか?

なぜ、自分たちの都合を理由なく押し付けても平気なのか?

なぜ、それは親切ではないと気づかないのか?


数年前から私は日本郵政有識者懇談会メンバーなので

これについては改善を要望しました。

私は郵便とか切手が好きだから良くなってほしいんです。



前述した外貨換金の窓口もしかり、

こうした「機械的な対応」について、

「仕方ない」とは思いません。思いたくない。

「変じゃない?」と、違和感を持つし、持ち続けたい。



人間が、機械のように行動するのが嫌なんです。

悲しいんです。



「AIが人間の仕事を奪う」なんて恐れている以前に、

「あなたが自ら機械化してませんか?」



私の尊敬する、いつも穏やかなある経営者が、

空港の保安検査場に行くたびに、

「むかつく」と、こっそり教えてくれました。


あの場所に並ぶ人々の中には、

楽しみな旅行に出かける人や

会いたい人に会いに行く人もたくさんいる。

でも、検査場の人は無表情で、人をモノのように扱う。

旅の始まりが、あまりに機械的すぎるじゃないか、と。


検査場の人が全員そうではないですが、

そういう違和感をしっかり感じている経営者のことを

私はますます信頼しました。



もう一度、

自分にも言い聞かせる意味で書いておこう。


AIが人間の仕事を奪う」と恐れている以前に、

「あなたが自ら機械化してませんか?」


たぶん、人が機械化するときって、

何かから自分の心を守っているときですよね。

それが必要なときもあるだろうと思います。


だけど、やっぱり、にもかかわらず、出来る限り、

心ある人間として生きていきたいです。


ジャーナリストの瀬戸川礼子でした。


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