スーパーマーケットで弱いものいじめはやめよう ~してあげられることを考えたい~



猛威をふるい続けるコロナウィルスの

感染リスクと向き合いながら

毎日仕事をしている方がたくさんいます。

スーパーマーケットのレジもその一つですよね。


そのスーパーのレジに

こういうエクスキューズが張り出されていました。






「熱中症を防ぐために

お客さまの前で水分補給する場合がございます」



最初、これを見たとき私は、

「だから?」と思いました。

好きに飲めばいいのに。

で、もちろんすぐ理解しました。

「クレームを言う客がいるんだな」と。



もう、ため息が出ます。


レジ係はお客さんと同じ人間です。

喉が渇くんです。

危ないから水分補給は必須なんです。

飲むのに数十秒しかかからないんです。

いちいちバックヤードまで行って飲んでいたら

余計にお客さんを待たせるんです。

飲み終わったらすぐマスクをつけるに決まってます。



なにゆえこんなことまで許可を取らないと

いけないのでしょうか。



レジでこれを見るたびに、

「そんなクレームを言う客は来なくて結構!」

と、熱血店長みたいな気持ちになるんです


クレームを言わないとしても、

不満そうな顔をする客も最低だな。


レジ係に何かアプローチするんだったら、

「どうぞ、気にしないでください

とかがいいですよね♪



してもらうことより、

してあげられることを考えたい。


~  ~  ~  


でももし、クレームは出ていないのに、

防止策として事前にエクスキューズを出しているとしたら?

それって、スタッフを守ることになるんだろうか。


こんなことまで許可を取らないといけない立場なのだと

劣等感を抱かせたりしないだろうか。



「遠慮なく、堂々と飲んでください」

って伝えるのはだめなんだろうか。



ま、ひどいクレーマーっているので、

この手のクレームで時間を奪われるくらいなら、

事前の策として出しておこうと思うのかもしれません。


言うまでもなく、よくないのはクレーマーのほうです。

ただ、こういうアナウンスって、

勘違いしているお客さんを

つけあがらせることにならないだろうか。



ほんと、日本的な出来事だと思います。

卵や牛乳を買いに来るお客さんにここまでやる?

海外では珍しいかも。

もちろん丁寧な接客はうれしいですが、

限度というものがあります。



そしてこういうことは「おもてなし」ではありません。

上下関係が浮き彫りになるものはおもてなしに値しません。

おもてなしは、互いが敬う関係で成り立つものです。



もしこれが欧米で、

お水を飲んだスタッフを怒る客がいたら、

店長が来る前に、並んでいるほかのお客さんが

「あんたあほか」って怒ってくれるでしょう。

弱いものいじめをするのは最悪だし、

それを見過ごすのも恥だと考える文化だそうですから。



昨日のブログで、

いかに日本の生産性が低いかを書きましたが、

今日のこの現象も、生産性を落とす一因でしょう。


生産性を上げる…、先は遠いなあ…。



レジに貼られたエクスキューズの用紙を見て

いろいろなことを考えました。


ジャーナリストの瀬戸川礼子でした。






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