「従業員」から「社員」への単語交代


こんにちは。ジャーナリストの瀬戸川礼子です。


政権交代が話題に上がる毎日ですが、
私がこのたび主張したいのは、

「従業員」から「社員」への単語交代です。


以前は、執筆でもセミナーでも
「従業員」「従業員満足」
を使っていたのですが、

いまではもっぱら
「社員」 「社員満足」
を使うようになりました。


この内容、
2018年6月にもブログで書きました。

もっと広めたいという思いから、
もう一度、焼き直しします。



「従業員」


この漢字を訳すと、

“従わせて業を行なわせる者” となります。

「服従」の「従」を使うところが気にかかります。


「従」を広辞苑でひくと、こういう意味が連なっています。

・自分より強大なもの、不動・不変なものの権威や存在を認め、

 自分の行動をそれに合わせる意。

・後について行く。随行する。

・さからわない。意のままになる。言いなりになる。

 命ぜられた通りに行動する。降参する。屈服する。 


従業員を、
この言葉通りにとらえている人は
少ないでしょうけれども、

やっぱり、
言われてうれしい言葉では
ないなあと思います。



たとえば、
オーナー経営者の子ども(後継者)が
一般社員と同じように
その会社で働いていたとします。

この場合、
後継者がどんなに若くて
入ってばかりでも、
「従業員」と呼ばれることはまずないでしょう
そういう場面に遭遇したことがあります。


なぜ従業員と呼ばれないのかというと、
そう呼ぶのはなんとなく悪い気がするから、
ではないでしょうか。


では、なぜ悪い気がするのでしょう。

それは、
「従業員」という言葉の中に、
ほんの少し、「下々の者」という
差別的なニュアンスが含まれているから。。。

そう私は感じるのです。

なんといっても
「従」という言葉が使われている言葉ですから。


従業員という言葉は、
労使関係がいまより厳格で、
オーナーの一族以外は
経営者になれなかった
そんな時代の言葉ではないかと思います。

(家族経営、一族経営を
 非難しているのではないです)



いま、市民権を得ているのは
「従業員」のほうですけれども、

私は「社員」を広めたいなあ! 


パートもアルバイトも派遣社員も
契約社員も正社員も、
すべての人は
「同じ会社で働く一員だ」と、
広義に解釈した「社員」です。


もはや正社員だけでは
会社が成り立たなくなっている今日、

この解釈のほうが
時代に合っているのではないかな。


もし、正規社員を分けて
考える必要があるときは
「正社員」とすれば
いいですし、
「従業員」を使わなくても まったく問題ありません。



言葉は呪文です。

そして日本は言霊の国です。


気をつけなくちゃいけないなと
私もよく反省するんですけれども、

どんな言葉を使うかは、
どんな人生を送るかと同じ
なんですよね。


前向きな人って、
前向きな言葉を使っています。

たぶんそれが
自己暗示にもなっているのかな。

性格が前向きだから、
言葉も前向きになっているのではなくて、

言葉が前向きだから、
それにつられて性格も前向きに
なっているという感じ。

言葉が先なのです。


従業員という言葉を使い続けることによって、
無意識下において
彼らを目下に見る習慣を
つくってしまっているとすれば、やめたい。

自分たちを「従う立場だ」と
思ってしまっているのだとしたら
もっとやめたい。


会社は自主性や使命感を抱いた
輝く人材を求めています。
主体性を持つ人たちを。

そんな彼らの呼び名が
「従業員」だなんて、
ちぐはぐですよね。



だから 「従業員」 やめませんか?



私のマニフェスト

「従業員」から「社員」への単語交代をはかります!

みなさまのご賛同よろしくお願いいたします。

2019年8月29日

経営ジャーナリスト・中小企業診断士
瀬戸川礼子



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