常識は非常識という話 ~企業の採用プロセス~



今日のテーマは、

「常識は非常識」です。



以前、結婚式場の取材で、こんな話を聞きました。

「打ち合わせで何度も語り合った担当者が

結婚式当日にはいなくて、

大切な本番当日に全然知らないマネジャーが

仕切り役で現れると、

新郎新婦は心底がっかりする」。


それはそうだろうな、と誰でも思いますよね?


でも、担当者は平日、毎日働いているので、

結婚式が行われる休日まで出勤となると

休みが取れなくなるわけです。


出てあげたいけど、休みも取りたい。


なのでこの結婚式場では、

担当者の負担が増えないようにシフトを工夫し、

担当した新郎新婦の式には挨拶に顔が出せるよう

工夫をしている、とのことでした。


ついでですが、私が経営者なら、
このような分業制じゃなくて、
最初から最後まで一人が担当できる仕組みをつくるかな。
そのほうが働き甲斐があるような気がします。


ちょっと論点がずれましたが、

顔なじみの人が、肝心なその場にいない!

これと似たことが他にもあります。



それは、企業の採用プロセス。

入社当日になって、

いきなり知らない人たちと

「仲良くね」と言われても…。


私はこれ、常識が非常識である一例だと思います。



取材先のいい会社(ほぼ中小企業)だと、

できるだけこういうことがないように、

いろいろな部署の何人もの先輩たちと

対話できる時間をあらかじめ設けたり、

人事じゃなくて、その部署が採用に携わったりします。



普段の生活ではそうですよね。

誰と誰かを仲介するときは、

お互いを知っている人が間に入って、

関係がつくりやすいよう配慮したりしますよね。


会社も理想は同じだと思います。


もうすぐ3月。
やがて4月になり、多くの人が新しい組織の中に
入っていくわけですけれども、

「はい、今日から仲良くね」は
当たり前じゃないですよ、と私は思うし、

当たり前にされている中でみんな頑張っていることを
応援させていただきたいと思います。

考えてみれば学校もそうですけど、
人見知りする子もいるのだから、
運動会みたいに予行練習みたいなものが
あってもいいかもしれません。


もう少し先の話ですが、
新しい環境が、優しいものであるように願っています。


経営ジャーナリスト・中小企業診断士の
瀬戸川礼子でした。


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