国際的に見てびっくり、人財能力開発にお金を使わない日本


今日は朝から、中小企業診断士のオンライン理論研修でした。

いやー、びっくりした。


何にびっくりしたかが今日のテーマです。

「国際的に見てびっくり、人財能力開発にお金を使わない日本」


この表は、

GDPに占める企業の能力開発費の割合の国際比較です。

こんなに低いの!?と驚きませんか。出典はこちら(厚労省)。


左から、米国、フランス、ドイツ、イタリア、英国ときて、

いちばん右の日本…、目を疑う低さ。

もともと低いのに、さらに年々低くなっています。

※OFF-JT(職場外訓練)の比較で、
 企業外だけではなく企業内の研修費用等も含まれる。



母数となるGDP(国内総生産)から見ていきましょう。

上の図の順番で、表をつくってみました。

※GDPは2017年のもので、
能力開発費は2010~2014年のものなので
ズレがありますが、参考にはなるかなと。



例えば、イタリアのGDPは日本の半分以下ですが、

それでも能力開発は1.09%で、日本の10倍!

かける費用は日本の4倍近くなります。


では、能力開発にお金(時間)をかけないと

どのようなデメリットがあるのでしょうか?

これが中小企業診断士の試験だと、

「200文字以内で答えよ」となりそうですが、

ちょっと私なりに考えて羅列してみます。


◇ 内面的・技術的に人の成長が促進されにくい。

◇ 「人の成長が企業の成長」という当然の概念が培われず、
  企業そのものの成長も促進されにくい。

◇ 社会的に人を大切にする文化が育ちにくい。

◇ 外部からの新しい風を取り込まないので、
  時代遅れの考えや体制を維持しがち。

◇ 他国と比較して競争力でかなわなくなる。

◇ 能力開発には時間がかかるため、
  遅れを取るとどんどん挽回が難しくなる。

◇ 学ばない大人が増えることで、
  社会的・家庭的などさまざまな弊害が出る。




教育は、人の力、会社の力、社会の力、国の力です。

国際的に、能力開発にお金と時間をかけないのは

かなりまずいと思う。


私も講師ですし、企業研修をする仲間が

周りにたくさんいるので、

頻繁に行われている気になっていましたが、

それはごく一部の現象であって、

国際的にはこの状態…。


今日の理論研修の講師も、

「自分は学びが盛んな日本企業(大手)

に入ったつもりでしたが、

外資系に入った友人のほうが、

ずっと手厚く教育の機会を与えられていました」と。


同じ表です


ただ、この図はショッキングですが、

無理して見れば伸びしろがあります。


能力開発に力を入れている企業のほうが、
生産性の上昇幅が大きくなるデータもあります。


私が訪ねる取材先の「いい会社」には、
研修など能力開発をしないところはありません。


自分自身に対してもしょっちゅう感じるのは、
「大人こそ学びが大事」ということです。


この図を頭に置いて、
やることやらなくちゃ! と思いました。



能力開発にお金と時間をかけない会社にいる方は、

 権限があるなら長期を見据えて始めたほうがいいし、

権限がないなら自分で学んでいきましょう。

自腹を切って通う講座は、本気で学ぼうとするし、

本を読むのもいいし、

youtubeにも働くうえでの考え方などが学べる

自己啓発的なチャンネルがいろいろあります。


いやー、それにしてもこの表、ホント衝撃的。

社会人こそ、一番学ぶべきだし、

学びは本当に素晴らしいものなのに!


学びを重視しない日本社会にいる私たちは、

自分で学びの場を作っていきましょう。

それは自分で自分を守ることにつながると思います。

5年後、10年後、学んでいる人といない人の差は

歴然になってしまうのではないでしょうか。


思考力、会話力、聞く力、技術力、知識力、書く力、笑顔力…

なんでも学んで、なんでも実践しよう。

未来を見据えて、学びましょうね!


必要に迫られて社会人になってからのほうが勉強してます。
それですっかり勉強好きになりました。
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子でした。

「いい会社」のよきリーダーが大切にしている7つのこと - 瀬戸川礼子
「いい会社」のよきリーダーが大切にしている7つのこと - 瀬戸川礼子 






幸せのハードルが低く、不幸のハードルが高い ~幸せに敏感・不幸に鈍感~


コロナ禍で、自分について分かったことの一つは、

幸せのハードルが低く、不幸のハードルが高い

ということです。


つまり、幸せに敏感で、不幸に鈍感。


前からそんな気がしていたけれども、

ほんとにそうだったね、と自分で思いました。


理由はいろいろあると分かっていて、

そのうち一つは、

不幸にどっぷりつかった数年間があるからです。


あれに比べたら、ほかの困難なんてそれ以下だし、

あれから抜け出せたんだから、

ほとんどのことは抜け出せる、と思える。


なのでね。

もしも、いま不幸にどっぷりつかっている人がいたとしたら、

いまは辛くて終わりが見えないでしょうけれど、

これから先が強いと思うんです。




どっぷりの時に、私が体験で得たのは、

そういうときに人に優しくすると、

ちょっと、幸せを感じられるってことです。

ちょっと、ほんとちょっとだけ強くなれるってことです。


立派なことじゃなくていいんです。

電車で赤ちゃんが泣いてお母さんが困っていたら、

お母さんが私を見ていなくても微笑みかけるとか、

そういう小さなことでいいの。


自分が困っているときは、困っている人に目がいくから、

そういう人に対して、

自分にできることをちょっとしてあげるんです。


どうせ何をやっても、苦しいのは変わらない気がするじゃないですか。

その開き直り力を、優しいことに使ってみるんです。


「それは偽善じゃないか」と思う、そこのあなた。

こういうときは偽善でよろしいんです。


もし笑顔が偽善でも、さっきの電車のお母さんは、

誰かににらまれるよりも、真顔で見られるよりも、

微笑みを向けてもらったほうが救われるでしょう?

そのお母さんが周りを見ていなくても

周りから発せられる「雰囲気」って伝わるから。


偽善、上等です。


自分にとっても、たとえ偽善でも優しくしたら

それってたぶん、弱々しくなっている自分の心の炎に、

ふ~って、小さな風を送ることになると思います。

小さな風を送って、炎を少し大きくするのです。


振り返ると、
その繰り返しって大事だったなと、思います。


不幸にどっぷりな経験を持つと、

いま私が書いているブログのように、

「経験者は語る」もできます(笑)。


その身の置き所のなさ、

ひとときの安心感もない日々、

絶え間なく襲う悲しみ、

それでも生きなきゃならない辛さ。


あるある。

でもいつか、それが底力に変わるときがきます。


そのときを、自分の目で見届けましょうよ。


瀬戸川礼子でした。


「いい会社」のよきリーダーが大切にしている7つのこと - 瀬戸川礼子
「いい会社」のよきリーダーが大切にしている7つのこと - 瀬戸川礼子


「偉そうな人」と「偉そうじゃない人」の境目 ~なれなれしい人~


今日のテーマは、

わたし的に考える

「偉そうな人」と「偉そうじゃない人」の境目 です。


昨日のブログ

ご飯スケール
1対1でご飯に行くことに違和感があるか・ないか

は、今日のブログの準備段階として書きました。
あとでまた「ご飯スケール」が出てきます。


今日のテーマについては、

万が一、「自分のことかな…」と思われる場合は

これから気をつければいいことなので、

落ち込まないでください(笑)。


「全くその通りだ!」とプンスカ思うのであれば

「でも自分は気をつけよう」という広い心で

微笑みとともに読んでください(^^)





一般的に、「偉そうな人」というと、

「いばる人」をイメージするじゃないですか?


でも案外、次に書く人のほうが

圧倒的に多いんじゃないかなと、私は考えます。


それは、「なれなれしい人」です。


なれなれしい人って、偉そうな人に見えるんです。


ここで「ご飯スケール」を思い出してください。

その人と、1対1でご飯に行って

すでに楽しい時間を過ごした経験があったり、

1対1で行くことに違和感を持たない人なら、

なれなれしくされても、偉そうには思わないでしょう。

それは心の距離の近さとして受け止められるからです。


一方、ご飯スケールに合わない人からなれなれしくされると、

途端に偉そうに感じるものです。


特に、その相手が男性だったりすると、

自分が女性であっても男性であっても、

なおさら「偉そうに」と感じやすいと思います。



では、なれなれしいってどういうことでしょうね?

なれなれしい(馴れ馴れしい)とは、

それほど親しい間柄でもないのに、
打ち解けすぎるさま。
親しそうに振舞ってはばからないさま。
無遠慮でぶしつけなさまのことです。


ネット検索や辞書からまとめましたが、

改めて書くと、厳しくて笑ってしまった


幸い私は、直接的な知り合いに、

こういう人はほとんどいないんですよね。

たまに、Facebookのやりとりで

主に中年やシニアの男性が

なれなれしいコメントをしていると

「えらそう…」と感じたりはしますが(笑)。


では、具体的には

どういうことをなれなれしいと言うのでしょうか。


私の女友達の間で以前、これやだね~と

盛り上がったのはこういうことです。

・いわゆる「タメ口」で話しかけてくる

・「~ちゃん」と名前をちゃん付けしてくる
  (下の名前をさん付けするのはいい)

・たいして親しくないのに、友達だと周りに言う

・聞きにくいことをずけずけ聞いてくる

・こちらのことを分かった風な態度を取る

・しつこく連絡して来る

などです。

女性もいますが、男性が多いんです。

「わかるわかる」と共感の声が聞こえてきそう(≧∀≦)


このなれなれしさが

なぜ偉そうに見えるかというと、

勤務先や取引先の社長に対して

こういう態度を取る人はいないからです。


ネットで人気のふわちゃんみたいに、

誰に対してもタメ口なら全然いいんです。


でもほとんどの人はそうじゃありません。

ここで書いているなれなれしい人は、

人を選んで態度を変えているので、

それは人を見下しているように見えるわけです。


先に書きましたが、

これが男性だったりすると、

なおさらそう見えるものです。


すぐに距離を縮めたいという気持ちが

ああいう行動に転化してしまうのかもしれませんが、

逆効果です。


活躍して輝いている私の女友達(複数)は、

紳士的・淑女的な人がかっこいい、と言います。


私は尊敬する年配の男性経営者が何人もいますが、

長い付き合いでも私のことをちゃん付けなんてしないし、

上記のような、なれなれしいことはされません。

だから、尊敬する気持ちが続きます。


目の見えない知り合いから聞いて、笑っちゃった話があります。

「こんなに美人なのに見えなくて残念ね」

と言う人に美人はいないって。

これを聞いて私は、「絶対に言わんとこ」って思いました(笑)。


これとちょっと似てですね、

本当に偉い人は、偉そうに見えてしまう

なれなれしい態度は取らないものです。


以上、

「偉そうな人」と「偉そうじゃない人」の境目を、

私は「なれなれしさ」で捉えるというお話でした。


自分に言われているみたいだとしても、

誰かを思い出したとしても、

怒っちゃだめですよ(笑)。


次からは気を付けるとか、

人の振り見て我が振り直せとか。

それでいいんじゃないかなと思います。


では~。

経営ジャーナリストの瀬戸川礼子でした。


「いい会社」のよきリーダーが大切にしている7つのこと - 瀬戸川礼子
「いい会社」のよきリーダーが大切にしている7つのこと - 瀬戸川礼子



「ご飯スケール」 ~1対1でご飯に行くことに違和感があるか・ないか~



「今日は早めにブログを書こう」と書き始めたら、

その前にこれを書いておきたいと思いました。

      ↓

テーマは、

「ご飯スケール」

~ 1対1でご飯に行くことに違和感があるか・ないか ~

※スケール=ものさし、尺度


このイラストの出典はこちら




「親しい」と「親しい未満」があるとして、

どこからが「親しい」と思いますか?


そんなことは感覚でいい

と、思う気持ちもあるのですが、


例えば、私が誰かに「Aさん」の話をする際、

・Aさんとは友だち

・Aさんとは親しい

・Aさんとは知り合い

など、いろいろな表現が選べます。



で、Aさんがそこにいないからといって、

勝手に関係性を「盛って」話すのって

なんかずるいなーと思っていて(笑)。


そんなことが重なった過程で、

いつしか「ご飯スケール」を持つようになりました。

ご飯スケールは、私が勝手につけた造語です。



お互いの関係性を思うとき、

私の中での親しみ基準の一つに、

「1対1でご飯に行くことに違和感があるか・ないか」

があることに気づいたのです。

誰でもあるかもしれませんね。


遠くに住んでいるとか、

タイミングが合わないとかで、

実際にはご飯に行く機会がなくても、

今の気持ちとしてどうか、ということです。


ご飯スケールに照らし合わせて

違和感がなければ私の中では「親しい」。


※ 当然、直接的に何らかの良好な言葉の

  やりとりを重ねている上での「親しい」です

交流がないのに一方的に親しいと思うのは

相手にとっては怖いことです。気をつけましょう。



このご飯スケールは見えないけど、

わりと正確なのではないかな。


そしてまた、

メモリ幅に差はあるだろうけれど、

相手も持っているんだろうなと思っています。

自分だけが測っているんじゃなくて

相手からも測られているわけです。



例外として、

上下関係が濃厚だったり、

村意識など強制的なもの、

あるいは計算的なものが作用すると、

ご飯スケールのメモリが大きくずれていても

ご飯や集いは決行されます。


でも、それ以外の関係性では、

潜在的に使われている物差しじゃないでしょうか。


「ご飯」とはつまり「時間」ということです。

時間を割いてもいい相手か、

同じ時間を過ごしてもいい相手か、

と言い換えることもできます。



このイラストはちょっとイメージが違う…



コロナ禍になって、

「人と直接会う」ことが特別なことになってきました。

会いたい人のご飯スケールの中に入れたら

うれしいことですよね。

~  ~  ~  


それで次のブログでは、
(※書きました↑)

もともと書こうとしていた

「偉そうな人」と「偉そうじゃない人」の境目

に触れたいと思います。

会いたい人のご飯スケールにかなうためにも

とっても大事な考え方だと思っています。



ではまた~✋


経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子でした。


歯科矯正から20年経っても元に戻ろうとする歯が言いそうなこと



いつもブログ「きれいごとでいこう!」を

読んでくださりありがとうございます。


今日のテーマは、

「歯科矯正から20年経っても、

 元に戻ろうとする歯が言いそうなこと」です。


私が大人の歯科矯正をしてから

この夏でたぶん20年になると思います。

それほど長い月日が経っているのに、

いまだに歯って、元の位置に戻ろうとするんです。

びっくりじゃないですか?



<目次>

・歯科矯正した理由

・1年8カ月間のはりがね星人

・戻ろうとする歯が言いそうなセリフ


~歯科矯正した理由~

2000年に独立した年、

開局してばかりの民放BSから声がかかり、

私はホテルジャーナリストとして番組に出演しました。

『週刊ホテルレストラン』副編集長を辞めて間もなく、

そのころはまだ、ホテルに詳しかったのです。

阿部美穂子さんというチャーミングなタレントさんが

司会を務めるアットホームなインタビュー番組でした。


収録はスタジオじゃなくて、

宴会もできそうな、街の大きなカラオケルーム。

ミニ線路が引かれ、その上に載せたトロッコに

カメラマンさんが乗り、行ったり来たりして

阿部美穂子さんと私を撮影されました。



そうだ、一つ後悔を思い出した。

美穂子さんは丁寧にお礼のハガキをくださったのに、

私ったら気が引けてしまって、お返事を出せなかった。

悪かったな~と思っています。ごめんなさい。



さて、後日、DVDを送っていただき、

自宅で視聴した私は……、

自分の歯並びの悪さに愕然としました。


正面からだと別に悪くないんです。

でも、横から笑い顔を撮られると、

歯の隙間が黒く映って、すごくみっともない。

20年前はスマホもないし、動画もないし、

自分が笑っている横顔を見る機会はありません。


「こんな風に見えているんだ…


私は瞬時に歯科矯正を決意。

翌朝、すぐに歯医者さんに電話をかけ、

速攻で矯正を始めました。


~1年8カ月間のはりがね星人~

大人は2年以上かかると言われましたが、

通院頻度を増やし、1年8カ月で完了しました。

その期間は、自ら「はりがね星人」と名乗り、

きれいな歯並びになる日を夢見ていました。

かかったお金はトータル100万円です。

高いけれど、一生ものだから、いい買い物でした。


このフリーイラスト。なんでもあるなあ。



~戻ろうとする歯が言いそうなセリフ~

とうとう、はりがねが外されて、

きれいな歯並びになりました.。*☆+.*.。☆゚

でも、歯は動こうとするので、

しばらくの間は、寝ている間などに

リテーナー」を装着する必要があります。

簡単に取り外しできる、
噛み合わせを維持するための保定装置です。


大変まじめな私(←強調)は、

1年8カ月&100万円が無駄にならないように、

わりかしちゃんとリテーナーを付けて過ごしました。


実は、この頃、知り合った同業者の女性に

大人の歯科矯正の経験者がいました。

なのに、ひどい歯並びだったんです。

一切、リテーナーをつけなかったら、

あっという間に元に戻ってしまったと言いました。

かけた年月と100万円がパーですよ(涙)。



なので私は気を付けていたつもりでした。


ところが、10年くらいが過ぎて、

「さすがに歯は今の位置を覚えたよね」と、

2年ほどリテーナーをつけずに過ごしたのです。


ある日…、きれいに揃っていた下の前歯のうち

1本がずれているのに気づきました


私が手をかけなかった間に、

この1本の歯は、しれ~っと、

元の場所に戻ろうとしていたんです!


パッと見て分かるほどではありませんが、

ずれています。でも、時すでに遅し。



歯ってとても硬いじゃないですか。

歯科矯正で動かすこと自体すごいじゃないですか。

歯並びがよくなったら、歯のためにもいいじゃないですか。

10年以上経ったら、さすがにもう定位置になりそうな

ものじゃないですか。


それなのに、歯は元に戻ろうとするんです。

現在、20年経っていますが、

まだなお、元の位置に戻ろうとするんです。


だからいまだに、週1回はリテーナーをつけます。

毎週付けていても、リテーナーをつける際、

ちょっときつい感じがするんですよね。

歯が戻ろうとしているからだと思います。


どんだけ戻りたいの~!


それで、私はいつもいつも歯から

無言の教えを受け取るのです。


「礼子さんね、小さな努力を続けたほうがいいよ。

そうしないと努力する前に簡単に戻っちゃうよ」


1年8カ月の恩義なのか知らんけれども、

私の歯はいいことを教えてくれます。


いい加減に定位置を覚えおくれ、が本音だけれども。



横から見てもいい歯並びになりました。


経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子でした。











「身体の中で一番えらいのは、果たして頭なのか?」



昨日は頭がお盆で、

ブログの更新を忘れてしまいました~


今日のテーマは、

「身体の中で一番えらいのは、果たして頭なのか?」です。



Eテレで「ローザンヌ国際バレエコンクール」を観ました。

去年も観たかもしれません。

年に一度、スイスのローザンヌで行われる、

若きダンサーが世界に羽ばたく登竜門です。



身体ひとつで、あんなにも美しく強く

多彩な表現ができるなんて、感動しかありません。



楽器も、ペンも、パソコンも使わない。

声も出さない。

使うのは、自分の身体一つだけ。

頭を使っているのはもちろんですが、

とにかく使うのは身体だけ。

究極の芸術だなあと思います。



私には素晴らしいダンサーの友人がいますが、

いつも身体の声に耳を傾けています。

だから、頭脳だけで生きていない。

身体という自然に根差しているので、

思想に核があり、ぶれない感じを受けます。



私は、言葉が生まれる前から、

人間は身体(踊り)で思いを表現していたに違いない

と勝手に思っています。



ローザンヌのコンクールには、

クラシック部門とコンテンポラリー部門があるのですが、

型にはまらない独特な動きをするコンテンポラリーダンスを観ると、

不思議と懐かしく感じるのです。


~  ~  ~  



子供のころは成績1位の子よりも、

駆けっこの早い子のほうがモテるし尊敬されるけれど、

大人になると逆になりますよね。


仕事面でも、身体を使った仕事より、

頭を使う仕事のほうが一般的に収入が高くなるし、

尊敬されるようになります。



でもどうなんでしょう。

身体より頭を使うほうがえらいんでしょうか?

私は、一日中パソコンの前で格闘している人と、

一日中、身体を使って清掃仕事をしている人、

そのすごさは互角じゃないかと思う。



今日は2カ月半ぶりに美容室に行って

キノコさんになってきたのですが

多少、毒を含んだキノコでございます





この酷暑をものともせず、
行きも帰りも

ずっとビル壁にペンキを塗っていたお兄さんたちがいて、

往復とも「すごい」と思いながら通り過ぎました。


コロナ禍によって感謝の目が向けられるようになった

エッセンシャルワーカーの方々も身体を使う仕事であって、

こうした仕事で世の中が回っている面が多分にあります。


私は思うのですが、

現代は頭を重視しすぎているのではないでしょうか。

例えば、身体の感覚よりも、

頭脳を使って得たデータが重んじられるわけですが、

両方を同じくらい重んじたほうがいいと思います。



データが「大丈夫」と言っていても、

身体が「危険だ」と感じているなら、

安全策を取ったほうがいいし、

そうした本能的な感覚を信じたほうがいい。

さらに言うと、自分の感覚を信じられる心を

保っていたほうがいいんじゃないかなー。

いざというとき、意思決定するのは自分であり、

その意思決定を信じるのも自分自身です。

頭も身体も両方使ったほうがいいのではないでしょうか。



~  ~  ~  


ローザンヌ国際バレエコンクールを観て、

人間の身体は無限の表現力を秘めていると思いました。

・身体を最大限に生かすダンサーたちと、

・そこそこ生かす普通の人たちと(私はここ)

・自分を動かす道具としか体を見ていない人たち。


「身体を持つ」という同じ境遇にありながら、

これほど生かし方が違うものなのですね。



頭は大事なのですが、

察する力(本能)に近いのはきっと「身体」のほうです。

その身体の声を聞くことを大事にしたいと思います。


明日はウォーキングとストレッチを念入りにしよう。
瀬戸川礼子でした。


75年目の終戦記念日に思う。~平和だけでは足りない、そこに自由がなければ~



75年目の終戦の日。

いかがお過ごしでしたか?

私はのんきにアイスを食べていました。





お盆でもある今日は実家に日帰りしました。

私はフリーランスで通勤がないうえに、

3週間以上、zoomでしか人と集っていないので

感染している可能性は非常に低いと判断したからです。



といっても、東京人の私の帰省には

自粛警察からクレームが出るかもしれません。



しかしだからといって、

それを怖がって行っていないことにしたら、

自粛警察の片棒を担ぐことになってしまいます。



いまの空気感は戦争中と似ているって

盛んに言われていますよね。

「おかしい」と思ってもおかしいと言えない、

何か見えない力に従わなければならない…。

正義のはき違えが起きているのでは。



一人一人ができる範囲で、

この閉塞感を食い止めたほうがいいと思っています。



戦争中でなくても、何か恐怖に支配されると、

平和と自由って、意外と簡単におかされてしまいます。

意識しておかなければいけないな、と思うのです。


平和は本当に尊いものですが、

平和だけでは足りません。

そこに自由がなければ。



経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子でした。



一喜一憂しないで動じずにいよう。「人間万事塞翁が馬」



なぜか分からないのですが、

「人間万事塞翁が馬」
(にんげんばんじ  さいおうがうま)
という言葉が、

昨日から頭にふわふわ浮かんでいます。



ということで今日のテーマは、

一喜一憂しないで動じずにいよう。

「人間万事塞翁が馬」です。



ご存じ、中国の物語&ことわざですよね。



塞翁という名の老人の馬が逃げた(不運)
     
ほかの馬を連れて二頭で戻ってきた(幸運)
     
息子が落馬で骨折してしまった(不運)
     ↓
兵役を逃れて命拾いした(幸運)



このように、
物事の禍福は予測がつかないもの。

一喜一憂しないで動じずにいよう、ということです。
禍福の「禍」は、コロナ禍の「禍」。

文字通り「わざわい」ですが、

良かった面も探せばあるんですよね。

・空気汚染などの自然破壊がとりあえず止まった。

・オンラインで出来ることが多々あると気づいた。

・行かなくてもいい出張が減った。
 → 移動移動で過労死寸前だった人たちが
   それを免れたはず(よかった)。

・無駄な打ち合わせが減った。

・「会う」「集う」ことの貴重さに気づけた。

・咳エチケットが徹底された。

・人間の弱さと強さに気づけた。

・人間の心の小ささと大きさに気づけた。

ほかにもいろいろありますよね。



個人的には、ほぼ動じない私、に気づきました。


コロナ禍による「禍」が「福」に、

「福」が「禍」に。

そのうち変わるときが来るかもしれません。




「人間万事塞翁が馬」

やることはやった上で、動じずにいましょうね😊



礼子画伯の馬 (*´艸`*)


こんな絵でも載せてしまう勇気が我ながらすごい。
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子でした。



小さな共同体・スモールコミュニティを大切にしよう!


本題の前に、

今日の東京は雷ゴロゴロ⚡

その後、大きな虹が見られたので おすそ分けです。

長く残ってくれていて、15分くらい眺めていました。


よーく見るとダブルレインボーです。




では本題です。今日のテーマは、

「小さな共同体・スモールコミュニティを

 大切にしていますか」


今夜は、4カ月ぶりに旅仲間とzoomで会いました。

全員が女性事業主で、

昨秋、アドレア海クルーズに出かけたメンバーです。

(コロナ前に行っておいてよかった)。


仕事の現場で一緒になることはないけれど、

それぞれが自分のやりたい仕事を持っていて、

その素晴らしさも大変さも理解し合えます。

語って、聞いて、笑って、褒めて、励まし合って、

それだけで元気が出てくる。

やっぱり最高のメンバーだな~と実感しました。



このような
スモールコミュニティ(小さな共同体)って

誰にとってもどんどん大切になってくると思います。


終身雇用が考えられなくなり、

「個」の時代になり、

SNSで世代や地域を超えてつながれるようになり、

さらにコロナでステイホームが叫ばれています。

家族と気持ちが合わない人も結構います。


そんな状況の今、

会社や学校のように、義務でつながったような

大きな共同体に属するだけではなく、

気持ちや趣味や活動など、自ら希望して

つながる人たちとのスモールコミュニティは

「自分の居場所」になるのです。


グループじゃなくても、1対1でも

スモールコミュニティになりますよね。


この人とは趣味が合う、

この人とは考え方に共鳴し合える、

この人とは悩みを打ち明け励まし合える、

この人とは活動で力を出し合えるーー

例えばこんな風なつながりを

すでに持っているという人も多いでしょう。

それがスモールコミュニティです。



自分の望みを、誰かが全方位型で

網羅していることはあり得ません。

自分だって、どこか欠けている部分があるものです。


なので、いくつかタイプの違うスモールコミュニティを

持っているといいですよね。



今夜私は、気持ちでつながれるスモールコミュニティと

2時間zoomで楽しくわいわいお喋りして、

なんだかとっても安心し、

そして勇気が湧きました!



もし、近くにこの人と話してみたいなという人がいたら、

声をかけてみてはいかがでしょうか。


あるいは、興味のあるzoomイベントに参加したら、

そこに新たな出会いがあるかもしれません。


今夜、私がzoomで話した友だちは、

オンラインイベントで知り合った人と

新しい企画を考えたと言っていました。すごい。



ちょっとトライしてみる。

それが新しいスモールコミュニティの

始まりになるかもしれませんよ!




経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子でした。





日本航空123便墜落事故に思う ~人生の最後に何を願うか~



今日は、日本航空123便墜落事故が起きた日です。

その現場から、複数の遺書が見つかっています。

・  ・  ・


35年前の1985年8月12日、

ボーイング747型が

群馬県・上野村の山中に墜落し、

乗員乗客524人のうち、520人が亡くなりました。



ニュースを画面越しに見ていた私にも

大変な衝撃が伝わってきました。

記憶されている方がきっと多いと思います。


・  ・  ・


あれから何年もの時を経たある日、

ネットにアップされていた遺書を見ました。



下記は、河口博次さん(当時52歳、商船会社支店長)が

墜落前に家族に宛てた遺書です。

※顔写真が追加されているので、新聞に掲載されたもののようです。
 出典を掲載すべきですがわかりませんでした。
 





マリコ
津應
千代子
どうか仲良く
がんばって
ママをたすけて下さい

パパは本当に残念だ
きっと助かるまい

原因は分からない
今5分たった

もう飛行機には乗りたくない
どうか神様
助けて下さい

きのうみんなと食事したのは
最后とは

何か機内で爆発したような形で
煙が出て

降下しだした
どこえどうなるのか
津慶しっかりた(の)んだぞ

ママ こんなことになるとは残念だ
さようなら
子供達の事をよろしくたのむ
今6時半だ

飛行機は
まわりながら
急速に下降中だ

本当に今迄は幸せな人生だった
と感謝している



上記の遺書が書かれた河口さんの手帳(日経新聞ネットより)



突如、覚悟させられた人生の終焉を前に、

「幸せな人生だったと感謝している」と遺されたのです。





死ぬかもしれないという極限状態にあり、

猛烈に揺れたであろう機内の中で、

必死に遺書を書き残された方々が

ほかにもいらっしゃいます。


「元気でね」

「幸せに暮らしてください」

「子供をよろしく頼む」

「しっかり生きろ 立派になれ」


短い文面の中に、

愛する人の名前と、自分の名前。

最後の想いを振り絞って書かれています。

共通しているのは、

ただ幸せでいてほしい

ただ元気でいてほしい

ただ立派に生きていってほしい

という「願い」です。

「愛」と言ったほうが近いかもしれません。



もっといい成績を取れとか、

誰それに負けるなとか、

何かと比べた条件は書かれていませんでした。




「怖い 怖い 怖い 助けて 

死にたくない 気持ちも悪い」と

書かれた若い女性の遺書も見つかりました。

恐怖と戦ったんでしょうね…。



愛する人の手に渡る前に、

燃えてしまった遺書も多数あることでしょう。



一人の命はすでに重いです。

520人が亡くなったこの事故の痛ましさは

あまりに大きく、想像をはるかに超えています。



心からご冥福をお祈り申し上げます。



・  ・  ・



人生があと何日残っているのか、

誰にも分かりません。

でも、「人生の最後に何を願うか」

を想像することはできます。



貴重な遺書を改めて読ませてもらい、

何を願うだろう…、と思いを馳せました。


合掌。


瀬戸川礼子でした。




業界別の手元資産の比率を見てみよう ~自分は売上ゼロでどのくらい持ちこたえられるか~



今日のテーマは、

「業界別の手元資産の比率を見てみよう

~売上ゼロでどのくらい持ちこたえられるか~」です。


ちょっと難しい感じかもしれませんが、

私でも理解できるので大丈夫です!







画素の関係でボケてしまってすみません。


縦は業種です。上から順に、

全業種、製造、卸売、小売、宿泊、飲食サービスになっています。


横は資本金の額です。右へ行くほど大きく、

左から順に、全業種平均、1千万未満、1~2千万、2~5千万、

5千万~1億、1~10億、10億以上となっています。



表の中の数字が表すのは、

固定費と流動性の高い手元資産の比率で、

要するに、

「売上ゼロで何年 持ちこたえられるか」です。


※ 「流動性の高い手元資産」には、
  現金・貯金・手形・株などがあります。
  すぐお金にできる資産のことです


表でパッと目につくのは、

下の2つ、宿泊業と飲食サービスの低さですよね。

すべてが「1」(1年)に届きません。



同じ表です。

Twitter用 固定費と流動資産の表.jpg




一番優秀なのは、資本金10億以上の卸売業で、

6.74だから、6年以上、大丈夫です(ほんとかな?)。


一番きついのは、資本金1千万未満の宿泊業で、

0.24だから、数カ月しかもたないことになります。



これは平均なので、

上記の資本金と業種に当てはまる会社が

すべて楽勝、すべて危機ということではないですが、

業界が抱える問題が浮かんできますね。



宿泊と飲食は、「労働集約型」といって、

人の手が必要なので人件費がかかります。

お客さんが長時間滞在する商売なので、労働時間も長い。

施設も常にきれいにする必要があって、修繕費もかかります。


また、「無形性」というんですが、

施設や食事という目に見えるものを提供しつつも、

形のないサービスを提供する仕事なので、在庫ができません。

在庫ができないということは、

今日一つの部屋、一つの席が埋まらなかったら、

永久にその分を儲ける機会を失います。

これを機会損失といいます。



モノの場合は、今日売れなくても、明日売れれば

儲け損ないを取り戻せますよね。

でも、形のないものは、つまり時間を売っているわけなので、

その時間(儲け)は取り戻せないのです。


これぞ  Time is Money です。

なんか脱線しているような…。



で、話を戻すと、

「売上ゼロで何年 持ちこたえられるか」

宿泊や飲食の耐久性が低いのは、

競合が多いこともありますが、

上記の理由も考えられるのです。



ただ、そんな中でもしっかり売上・利益を

挙げている宿泊・飲食会社もあります!

何度も書いていますが「生産性」が高いのです。

合理的で、かつ、人に優しい。

この2つは両立します。

むしろ、合理的じゃないと優しくできません。

これについてはまたの機会に書きたいと思います。



そろそろまとめです。

今日なぜこの表をご紹介したのかというと、

「自分は売上ゼロで何年持ちこたえらえれるか?」

考えるきっかけになると思ったからです。



経営者や事業主は、当事者意識で考えると思うのですが、

固定給の入る社員でも、その安定は保証されていません。



脅かしたいんじゃないんです。

私は「安心しよう」「大丈夫」って言いたいんです。


・当面、どのくらい持ちこたえられるかとか、

・いざそうなっても自分は何だってやるんだとか、

考えておくと、かえって安心できそうと思ったのです。


私はフリーランスになったとき、

ジャーナリストの千葉敦子さんの本を読んで、

「いざとなったらパンと水で生きていけばいい」って

くだりに感動したんですよね。

好きなことで生きていくという気概に。



現実をちゃんと見る。

でもそこに負けないでやることをやる。

もしものときのことをちょっとは考えておく。



考えるのも怖い人は、考えないでいいんですけど(笑)

人財不足は依然として健在なので

(好みとは限らないけれど)仕事はありますから。



なので最も大切なのは、心身を壊さないこと。

心身を壊さないためにも、ちょっとは心構えを持っておく。

必要なければそれでラッキー。

ま、掛け捨て保険ですね(笑)。



変な内容だったかもしれませんが、大事でもあります。

ではまた~。


経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子でした。
Homepageはこちらです。









スーパーマーケットで弱いものいじめはやめよう ~してあげられることを考えたい~



猛威をふるい続けるコロナウィルスの

感染リスクと向き合いながら

毎日仕事をしている方がたくさんいます。

スーパーマーケットのレジもその一つですよね。


そのスーパーのレジに

こういうエクスキューズが張り出されていました。






「熱中症を防ぐために

お客さまの前で水分補給する場合がございます」



最初、これを見たとき私は、

「だから?」と思いました。

好きに飲めばいいのに。

で、もちろんすぐ理解しました。

「クレームを言う客がいるんだな」と。



もう、ため息が出ます。


レジ係はお客さんと同じ人間です。

喉が渇くんです。

危ないから水分補給は必須なんです。

飲むのに数十秒しかかからないんです。

いちいちバックヤードまで行って飲んでいたら

余計にお客さんを待たせるんです。

飲み終わったらすぐマスクをつけるに決まってます。



なにゆえこんなことまで許可を取らないと

いけないのでしょうか。



レジでこれを見るたびに、

「そんなクレームを言う客は来なくて結構!」

と、熱血店長みたいな気持ちになるんです


クレームを言わないとしても、

不満そうな顔をする客も最低だな。


レジ係に何かアプローチするんだったら、

「どうぞ、気にしないでください

とかがいいですよね♪



してもらうことより、

してあげられることを考えたい。


~  ~  ~  


でももし、クレームは出ていないのに、

防止策として事前にエクスキューズを出しているとしたら?

それって、スタッフを守ることになるんだろうか。


こんなことまで許可を取らないといけない立場なのだと

劣等感を抱かせたりしないだろうか。



「遠慮なく、堂々と飲んでください」

って伝えるのはだめなんだろうか。



ま、ひどいクレーマーっているので、

この手のクレームで時間を奪われるくらいなら、

事前の策として出しておこうと思うのかもしれません。


言うまでもなく、よくないのはクレーマーのほうです。

ただ、こういうアナウンスって、

勘違いしているお客さんを

つけあがらせることにならないだろうか。



ほんと、日本的な出来事だと思います。

卵や牛乳を買いに来るお客さんにここまでやる?

海外では珍しいかも。

もちろん丁寧な接客はうれしいですが、

限度というものがあります。



そしてこういうことは「おもてなし」ではありません。

上下関係が浮き彫りになるものはおもてなしに値しません。

おもてなしは、互いが敬う関係で成り立つものです。



もしこれが欧米で、

お水を飲んだスタッフを怒る客がいたら、

店長が来る前に、並んでいるほかのお客さんが

「あんたあほか」って怒ってくれるでしょう。

弱いものいじめをするのは最悪だし、

それを見過ごすのも恥だと考える文化だそうですから。



昨日のブログで、

いかに日本の生産性が低いかを書きましたが、

今日のこの現象も、生産性を落とす一因でしょう。


生産性を上げる…、先は遠いなあ…。



レジに貼られたエクスキューズの用紙を見て

いろいろなことを考えました。


ジャーナリストの瀬戸川礼子でした。






なぜ労働生産性を高める必要があるのか? ~「労働」という考えがもう古い~


今日は、中小企業診断士の理論研修をzoom受講しました。


ということで今日のブログは、

その理論研修の中で出た問い、

「なぜ労働生産性を高める必要があるのか?」

をテーマに進めます。


まずは、おさらいから。

労働生産性ってなんでしたっけ?


式は、労働生産性=生産数÷労働者数


投入した労働によってどれくらい生産できたか?

投入した労働によってどれくらい儲かったか?

をはかる指標です。


15人の工場で1日3万個のモノを作ったら

3万個÷15人=1人当たり1日2000個。


15人のオフィスで月3000万円を売り上げたら、

3000万円÷15人=1人当たり月200万円。


この労働生産性をもっともっと高めよう!

と盛んに言われます。


なぜなら、日本の労働生産性はとっても低いんです。

OECD加盟国の1人当たりGDP(2018年)

図はこちら(3ページに掲載)


 1 位のアイルランド(日本円換算で1814万円)に比べ、

21位に甘んじている日本は824万円。

差は2倍以上!


しかも、労働生産性の平均上昇率では、

日本はマイナス0.2と、落ちこぼれ。


なかなかの衝撃ではないでしょうか?

今年だけ悪いんじゃなくて、

毎年、悪くなっているんです。


日本の労働時間は長いのに、

どーして?と不思議ですよね。


要するに「無駄な無駄」が多いのです。


私は拙著で「効率より無駄が大事」と書きました。

コミュニケーション円滑のための社内イベントなど、

そういう意味のある無駄はとても大事だと思っています。


一方、無駄でしかない無駄があるのです。

例えば、今日の分の仕事は済んでいるのに、

他の人が働いているから帰れないとか。


正規雇用が減っている日本では、時給で働く人が増え、

少しでも長く働くためにゆっくり仕事をする人も

いるかもしれません(←決して責められません)。


はたまた、日本は年功序列の会社が多いので、

働かなくても歳を取れば高給取りになれる。

それが労働生産性を下げているという主張もあります。


無駄な動きを「丁寧だ」と勘違いする風潮もあります。
(丁寧か無駄かの見極めは難しい)


「合理的」ということを「冷たい」と変に解釈し、

合理的にさせない文化もあるかもしれません。


このように、日本全体を俯瞰すると、

労働生産性が低いわけがいろいろ浮き出てきます。



はい、では、前置きが長くなりましたが

本題です。

「なぜ労働生産性を高める必要があるのか?」


最も言われるのは、

・労働人口が減るのだから、生産性を高めないと

たちゆかなくなる、というものです。

・人件費を下げるため、もよく聞きます。


私はこれらよりも、もっと大事なことがあると考えています。

それは、人の能力を育んだり高めたりするためです。

生産性を高める過程では、創意工夫をすることになり、

何らかの形で能力を育むことになると思うのです。

無駄な仕事はIT化をどんどん進めて、

人間しかできない仕事に注力する。


生産性が高まって時間のゆとりが生まれたら、

付加価値の高いアイデアの創出にもつながりそうです。

会社が豊かになれば正規雇用も増やせます。


さらに私が思うのは、

そもそも「労働」という考えが古いな、と。

「報酬のために体力や知力を使って働く」という考え方が。


前にマズローの6段階説を紹介しましたが、

※ 詳しくはこちら

「報酬のために働く」というのは安全欲求で、

下から2番目です。

いや私はもっと高いけど、という方もいますよね?



労働生産性がどうこう言われると、

労働者とみなされているみたい。

上から目線を感じる言葉だなって思いました(笑)。

若干、脱線しました。


「なぜ労働生産性を高める必要があるのか?」

あなたはどう思いますか?

自分の考えをまとめてみると、

「そうだ私はこう思っているんだ」

「これについて分かっていなかった」

などなど発見があります(^^)


ではまた~。

経営ジャーナリストの瀬戸川礼子でした。


「いい会社」のよきリーダーが大切にしている7つのこと - 瀬戸川礼子
「いい会社」のよきリーダーが大切にしている7つのこと - 瀬戸川礼子



目から鱗が落ちたら、なぜ鱗が付いていたのかを考えよう! ~暇になった時間を生かす~


こんにちは。お元気ですか。

今日のテーマは、

「目から鱗(うろこ)が落ちたら、なぜ鱗が付いていたのかを考えよう!」です。

        



今日、twitterを見ていたら、

ガイヤックス創業者の上田祐司さんが、

こう書かれていました。2020/08/07

「今の自分を変えて、
新しく動き出すのに大事なこと。

暇になること。

固定的なことを減らし、
変動的な生活に変えていくこと。

抱えないこと。

僕は、新卒で起業するまでの社会人時代、
ものを全部捨てて、
カプセルホテルで生活しながら通勤してた」


すごいですよね。手放す勇気。

上田さんとお会いしたことはないのですが、

同社広報の高野さんを訪ねて、

社内を案内してもらったことがあり、

考え方や多様な働き方の実践に共感しているのです。



さて、先のtwitterの中で私は、

ものを全部捨ててカプセルホテル暮らしをする

すごさ以上に、

「暇になること」という発想に目から鱗でした。



なぜかというと、改革者・変革者って、

忙しい中でがんばるイメージだったからです。

でも、思い返してみると、

それをする前に一旦、暇になった人たちも結構います。

その暇を活用し、

新しい道に踏み出していたりします。


波なんですけど、鱗っぽい刺し子ふきん。2019年作。

いま、コロナ禍で暇になった人が大勢います。

私もそこに入るんですけど、

時間は一番の財産だから、

暇な人って、すんごい財力を持っているわけですね(笑)。

そう考えると面白い。

あとはそれを使うだけですね!



で、今日の本題です。

このように、「目から鱗が落ちた」とき、

それで終わりにしないほうがいいよと、

以前、聞きました。



「なぜその鱗をそれまで付けていたのか、

原因を考える必要がある。

そうしないと、また付くよ」。


と聞いて、「目から鱗」でした



それで、もう同じ鱗は付けたくない私は、

今回の鱗の正体を考えました。

それは、
忙しいことは善、暇は悪という固定概念です。


私はスケジュールを真っ黒に埋めたいタイプじゃありません。

フリーランスだけど、白いスケジュールでも平気なほうです。

あんまり不安とか思わない性質だと思います。


それでもやっぱり、

忙しい人は人に必要とされていて、

暇な人は人に必要とされていない。

そんな認識がどこかに埋め込まれているんでしょう。

世界中にそう思い込んでいる仲間がいるんじゃないかな。



でも、冷蔵庫もびっしり食材が入っているより

空間があったほうが燃費がいいし、便利だし、

使いやすいんですよね(変な例(笑))。



こうして固定概念に気づき、

古い鱗をはがすと、

さっきより少し新鮮な目で今を見られますよね。


暇になったということは、悪いことではなく、

使える時間が増えたということ。


さて、では、何に時間を使いましょうか?



ダイバーシティとモノカルチャーのブログを書いて10年後のいま


こんばんは。猛暑でしたね☀

さて今日のテーマは、

「ダイバーシティとモノカルチャーの

ブログを書いて10年後のいま」です。


10年前の2010年、

私はこの2つの言葉について

ブログを書きました。




ダイバーシティは多様性のこと、

モノカルチャーは単一栽培のこと。

相反するような言葉で、

当時、日本ではまだ浸透していない言葉でした。


10年の時が過ぎ…、
モノカルチャーは今も使われませんが

ダイバーシティは使われるようになりました。


ただ、
ダイバーシティ=多様性」という

カタカナ言葉の理解は進んだ一方で、

肝心な言葉の真意は、

「性別や年齢や国籍がまじっていれば

いいんでしょ」という程度のようです。


私は思うのですが、それらも大事だけれど、

多様性で最も大事なのは

「異なる価値観」を受容することでは?


島国根性と言われる日本では、

「昔からこうだった」「前例がない」が大好き。

異なる価値観を排除することに全力を出してきました。


例えば、「夫婦別姓を認めない」もそれです。

別姓にすると家庭が壊れてしまうと

信じ込んでいる人が大勢いる(笑)。

先進国で唯一、夫婦別姓を認めない日本です。

でも、江戸より昔の日本はずっと別姓だったんですよ?

このように、凝り固まった価値観は根深くて、

ダイバーシティはまだまだ始まったばかりです。



今は、古臭い価値観を持っている人たちが

政府の中にたくさんいますし、

困ったことにそれを支持する人も大勢います。

そういう人から見たら、

新しい価値観はわけがわからないでしょう。

実際、価値観の違うものと対峙するのは疲れます。

よって、よりよく変えようとは思えないのでしょう。



古い価値観の人は、新しい価値観の人といると疲れるし、

新しい価値観の人は、古い価値観の人といると疲れます。

どの時代もそういうものです。

だから距離を縮めるのは難しいのです。



このように考えていくと、

真のダイバーシティ(多様性)とは、

性別が半々とか、多国籍とか、

目に見えるものだけではなく、

目に見えない「心のしなやかさ」

がもたらすものだと思えてきます。



自分とは異なる価値観に対して、

拒絶して終わるのではなく、

「へ~!」「どれどれ?」と

近くに触れにいくようなイメージです。



私の場合なら、20代の人と話す機会はほぼないので、

どんな感覚を持っているのか知るために、

youtubeをいろいろ見るようにしてます。

未来の社会を担う人たちの感覚からずれていたら

伝えたいことも伝えられず、ダメだと思うからです。

なので、私個人の趣味じゃない番組でも、

研究のためにいろいろ見ています。

中には面白いものもたくさんあります!



ところで、

ダイバーシティと対立するような「モノカルチャー」という言葉。

最初聞いたときは「グッズ好きの文化?」と思ったけど違いました(笑)。

直訳は単一栽培。

転じて、単一の文化や習慣に固執しているような状態を指します。

さきほどの逆で、「異なる価値観を排除する」状態です。

現在の政府が典型ですね?



私がもう一つ強く思うのは、

ダイバーシティも大事だけれど、

古びた思想を手放さない日本では、

むしろ「モノカルチャー」の意味と、

それを貫くとどうなってしまうのかという

ことの顛末を理解しておいたほうがいい、

ということです。 

時間があったら、モノカルチャーについても

書いてある過去ブログご覧ください~(^^)


ではでは。

経営ジャーナリストの瀬戸川礼子でした。

Homepageはこちらです。


目的と目標、混ぜるな危険!


2019年4月から

『帝国タイムス』で毎月連載しています

「よきリーダーの心得」。


今回のブログは、

昨日掲載された連載16回目の

エッセンスをご紹介します。

※『帝国タイムス』を会社で購読されている方は
  毎月5日号と覚えておいていただければ幸いです。


さて、テーマは

「目的と目標、混ぜるな危険」



※ 図は、私の本『「いい会社」の

よきリーダーが大切にしている7つのこと』

(内外出版社)の127ページより。


目的と目標は、

同じ漢字「目」が使われていますし、

同じ二文字ですし、

「向かう先にあるもの」という

イメージも似ているので、

混同されることが多いです。


でも、意味も役割も違います。


目的は、最終ゴールとしての目指す的。

数字に換算できない質的なものが入ります。


目標は、目的を達成するための「めじるし」。

主に数字が入ります。


売上や利益に代表される目標はもちろん大事です。

しかし私たちは、

お金のために生きているんじゃないはずです。


『「いい会社」の

よきリーダーが大切にしている7つのこと』

のあとがきに、

ソクラテスの言葉を書きました。

「生きるために食べよ、

 食べるために生きるな」


知性ある人間としての誇りを持て、

と私には読み取れます。


先の話に言い換えるなら、

「生きるためのお金であれ。

 お金のために生きるな」です。


目的と目標を混ぜてしまうと、

有毒ガスが出て、

倒れることもございます


コロナ禍でお金が稼ぎにくい今だからこそ、

お金という目標に焦点を当てるのではなく、

何のため・誰のためという目的を、

しっかり胸に抱いて歩きたいものですね!


経営ジャーナリストの瀬戸川礼子でした。




「いい会社」のよきリーダーが大切にしている7つのこと - 瀬戸川礼子
「いい会社」のよきリーダーが大切にしている7つのこと - 瀬戸川礼子


勇気が出るAmazon創業期の写真



こんばんは。

今日はamazonの創業期の写真を紹介します。



26年前の1994年7月5日、

amazonが誕生しました。


2000年には日本に進出していましたが、

2005年ごろ、ある商品を探している友だちに、

私が「amazonで買えるよ」と言うと、

友だちは「ジャングル?」って聞き返しました(笑)。



amazonが創業する前の1990年ごろ、

私がエレクトーンの先生をしていたとき、

その教室には、日本の通販ショップで

服を買っている先生がいました。

ほかの先生たちは「試着もできないのに」と

怪訝な顔をしていましたが、

今はネットで服を買うことに

異を唱える人はほとんどいません。



とにかく、ネットショップは人々の生活に根付き

とりわけamazonは世界のメガ企業へと躍進。


けれど、

創業期はこんな感じだったそうです。


ジェフ・ベゾス?



たくさん出回っているこの写真が本物であれば、ですが、

ここから始まったんだ・・・と勇気が出ませんか?



いえ、私はamazon信奉者ではないんです。

なぜなら、日本で巨額の儲けを出しながら、

本社はアメリカだと主張を譲らず、

長年、日本に税金を納めなかったからです。

ようやく昨年です。

進出して19年も経った2019年にやっと、

前年と前々年分の2年分=計300億円を払いました。



そういうところは残念感がぬぐえませんが、

創業期の写真は、

ひたむきさというか、

あきらめない、

負けるもんか、

絶対にやり遂げる、

最善を尽くす、

捨て身の挑戦、

後悔したくないなどなど、

強い思いが伝わってきて、いいなと思うのです。



誰もが、最初はベンチャーだ!



今あなたが挑戦していることはありますか?



実は私はあるんです。いや~(*´艸`*)
経営ジャーナリストの瀬戸川礼子でした。
http://setogawareiko.com/



あきらめないリーダーたち!


皇居、夕映え散歩をしてきました ~写真日記~


こんばんは。今日は写真日記です。

夕方、皇居を半周、夕映えさんぽしてきました。



いい感じに日が傾いています。



お堀と夕日



桜田門のあたり



空が赤くなってきました
マスクをしたランナーが続々と通り過ぎていきます。
苦しくないのかしら? 
肺が強化される利点もあったりして。



今日の夕映えのピーク。お堀も染まります。



日比谷方面から望む。お堀の下に見える点は亀です。
餌をもらえると思ったのか、私を餌だと思ったのか?
すーっと近づいて来ました。



茶色い建物は帝国劇場です。舞台は再開されているようですが、
席数を減らさないといけないから大変そうです。
文化芸術は人間を人間たらしめるものだと私は思います。
日本政府は、文化芸術をもっと守るべき。
ドイツ政府は早い時期に「アーティストのみなさんを守ります」と
公言したんですけどね。




日比谷交差点 19時前。


東京の空は狭いですが、
皇居は広々。開放的ですっきりしました!

明日も笑顔で一日過ごしましょう(^^)

瀬戸川礼子でした。









2020年8月のおついたち 


(昨日アップ忘れました!

こんにちは。

青空の下、2020年8月のおついたちです

今月の言葉は、

「人みなは

姿ちがへど

ひたごころ 

戦なき世を

ひねがふなり」(今上陛下)






75年目の終戦記念日を迎える今年。

爆弾は落ちて来ないかわりに、

脅威でありメッセージにも思える

見えないウィルスに包囲されたかのようです。



でも、東西南北は囲まれたとしても、

見上げた空は広く、限に開いています。


これがもし、

次のステージにジャンプするため

壮大なゲームだとしたら、

気持ちはやっぱり

軽やかにあるほうがよさそうです。

重かったら飛べないですから。



全国順々に梅雨が明けていきますね☀️

 みなさまにとって

明るい兆しの8月でありますように🍀


瀬戸川礼子でした。


noteにニューバージョン書きました。「6段階あった? マズローの欲求5段階説」


こんばんは。

今日のテーマは、


です。



呼ばれたんでしょーか。

なぜか突然、マズローさんが頭に浮かび、

検索して気づきました。

今年は亡くなって50年の節目でした。



そんなご縁?で、

「6段階あった? マズローの欲求5段階説」を

ニューバージョンでnoteにアップしました。



8年前の2012年にこのブログで書いて、

私のブログの中で、1万超と最もヒットした記事です。

そのときのブログはこちらです。


実は、図を間違えてまして

「欲求5段階説」が正しいのに、

要求5段階説」になっております(恥)。



noteでは直っています。↓


で、これnoteにも書いているんですが、

数年前に、下記(ピンクのところ)が話題になって

これには笑いました~。


時代ですね~(≧∀≦*)


それと、2012年のブログでは最後に、

「やがて、
 6段階目が普通に語られる時代が来ることでしょう」

と書いたのです。

今では、その通りになっているではないですか!

あれから8年、「自己超越欲求」は当たり前になりました。

ちょっと私、感動しています。

世の中はいいほうへ動いているんだなって。

詳しくはお手数ですが、こちらnoteを。


13年目になるこのブログをやめて、
すべてnoteに移行する決心がなかなかつかない
ジャーナリストの瀬戸川礼子でした!


「いい会社」のよきリーダーが大切にしている7つのこと - 瀬戸川礼子
「いい会社」のよきリーダーが大切にしている7つのこと - 瀬戸川礼子



読者からのお手紙 ~愛語施~


こんばんは。

梅雨が長くて、晴れ間が恋しいですね。


さて今日のテーマは、

「読者からのお手紙 ~愛語施(あいごせ)~」です。



先日と今日と、嬉しいことがありました


私は『帝国タイムス』で月1回、

「よきリーダーの心得」という記事を連載しています。


2019年4月5日。1回目の掲載紙です。
左上のいい場所をいただいています。




この読者の方から、

編集部経由でお手紙をいただきました。





私の連載を読まれて、

もっといい会社にしたいという想いを

綴ってくださったのです。



そして、この手紙にお返事を出したところ、

お葉書で返事のお礼が届きました。


(その方のお名前と住所が書いてあるので付箋で隠してあります)


うれしいことです♡


この出来事は連載のお陰なので、

最初の手紙を転送してくれた編集担当者に、

返事のお礼が届きました、と

ハガキの写真を今日、メールで送りしました。


担当の編集者はまだとっても若いのですが、

仕事が丁寧で信頼できる方です。

毎回、記事の感想をくれて、

それが執筆のヒントになることもあるんです。



で、ハガキのことをお知らせしたら、

その担当者からも嬉しいメールが届きました。

「『よきリーダーの心得』の記事だけ

まとめたものをくれませんか。

という声をお客様から毎週のように

いただいており、嬉しく思います」と。


うれしさ倍増♡



ありがたいなあ、と。

この仕事をしていてよかったな、と。

そう思いました。



そんな嬉しい最中、

むかし聞いた話を思い出しました。

無財の七施」といって、

お金がなくてもできるお布施のことです。

1 眼施(がんせ)
優しい眼差しで接すること。

和顔施(わげんせ)
和やか穏やかな表情で接すること。

3 愛語施(あいごせ)
思いやりのある言葉で接すること。

4 身施(しんせ)
身を持って善行をすること。

5 心施(しんせ)
他人の悲しみや喜びに心から共感すること。

6 床座施(しょうざせ)
座席や地位を人のために譲ること。

7 房舎施(ぼうしゃせ)
雨風をしのげる場所を与えること。


お手紙をくれた読者も、

丁寧にメールをくれる編集者も、愛語施の人。


愛語施は、リモート時代に大いに生かせますよね。


また、批評されるより、愛語施をもらったほうが

やる気になります。力になります。

私に限らずみんなそうじゃないかな?


何か作品を出した以上、

批評は受け付けるけれど、

批評するなら愛語施に包んで出してね、というのが

本音なのでは(少なくとも私はそーです)。

愛語施のほうが断然、パワーになるんですもの。


いただいた有り難い「愛語」を、

恩送りしていきます。


私も感謝を込めて.。*☆+.*.。☆゚+..。*゚+


経営ジャーナリストの瀬戸川礼子でした。


「いい会社」のよきリーダーが大切にしている7つのこと - 瀬戸川礼子
「いい会社」のよきリーダーが大切にしている7つのこと - 瀬戸川礼子






からだメンテナンスしていますか?


こんにちは。

今日のテーマは、

からだメンテナンスしていますか? です。


東京をはじめ、全国に感染者が拡大中、

からだを動かす機会が明らかに減っていますね。

おまけに梅雨だし、梅雨が明けたら夏だし、

散歩やジョギングの季節とは言い難いです。




私は今日、2年前から月1回通っているサロンで

リンパマッサージを受けてきました。

これがあーた、痛いったらないんです。

うとうと夢心地のエステではありません。



痛いということは、老廃物が溜まって

むくんでいるということなので、

痛みに耐えて、流してもらう必要があるんです。



2年前は拷問みたいな激痛でした💧

それがいまは修行のような痛さです、

…って、どっちにしても痛いんだわ(笑)



でも、続けると体の様子に敏感になれます。

弱っているところをケアする気になるし、

今からケアしておけば、確実にやってくる

老化をちょっと遅らせることができると思います。



体だけは自分でやるしかない。

そのうちイタキモになったらいいな。



このように、誰かが

「からだメンテナンスしています」と言うと、

「自分もやろう」って思いませんか?






散歩もいいですよね。

聞いたところによると、

メンタルにも効果ありです。


20分の早歩きを週3回以上やっている人は、

やっていない人に比べて

精神面の健康が40%高く、

うつになる可能性が30%低いそうです。


これはもちろん早歩きじゃなくてもよくて、

ジョギング、卓球、スポーツジムなんでも。




また、普通の散歩のような軽い運動でも、

心を安定させるセロトニンや

エンドルフィンが分泌されるので、

ストレス解消とともに、

ストレスに強い状態をつくれるそうです。



散歩は最高です。

空や風や木々や花、街の息遣い、人々の存在、

いろいろなことを感じられて楽しいです。



自粛期間はまだまだ続くでしょう。

もし運動不足を感じられるのであれば、

早歩き20分×週3日から、

始めてみてはいかがでしょうか(^^)




瀬戸川礼子でした!  



















茶化さない世界でしか生まれないもの



今日はこのブログではなく、
note のほうに記事をアップしました。


タイトルは、

茶化さない世界でしか生まれないもの

こちらです。





あなたは、お笑いが好きですか?

私は、大好きまではいかないけど、好きな方です。


意外に思われるかもしれませんが、

youtubeでも観たりします。

ボケと突っ込みの茶化し合い。面白いですよね。


でも、素人がやたらとあれを使うのは

危険だなって思っています。


茶化すって、若者に限らないです。

年配者も、普通にやります。


でも、その茶化しによって失われているものが

あるんじゃないか。

割と大きいものを失っているんじゃないか、

そんな風に思うことがあるんです。

ということを綴ってみました。


よろしければご覧ください。



気に入ったら「♡」を押してみてください。

おまけが出てきます(^^)


瀬戸川礼子でした。




ポスターに使われた絵を飾らない東京国立近代美術展で思う。~お客さんの期待を昇華させよう~


今日は、ちょっと長いタイトルです。

ポスターの絵を飾らない東京国立近代美術展に行って思ったこと 

~お客さんの期待を昇華させよう~



皇居沿いの東京国立近代美術館に行ってきました。

今年2月以来、5カ月ぶりです。


私は東山魁夷の「道」という絵が大好きで、

一度、本物を観たいと思っているんです。

「道」はこの美術館が所蔵しているので、

2月にわくわくして行ったのですが、

展示はありませんでした。


スタッフに聞くと、常設はしていないそうで、

むしろ、ほとんど展示しない作品です、と。



でも帰りに、「道」が使われたこのポスターを観て、
MOMATコレクションで観られる!と
楽しみにしていたんです(2月に撮った写真)。


絵の右下に、「道」は6月27~8月23日まで展示予定と書いてある↑



そしていよいよ時期が来たので、
コロナ感染防止用の日時指定チケットを買い、
本日、いそいそと出かけました(今日の写真です)




ところが…、展示されていませんでした(悲)。


水色の張り紙に「会期変更 2021年予定」とありますが、

ホームぺージには再開と書いてあるし、

会期はまさに今で合っているし、

ポスターはそのまま「道」が使われているのに。

とにかく、アナウンスがわかりにくいんじゃ~

猫パ~ンチ!



舞台でもコンサートでも、

ポスターに出ている人は必ず出演しますよね?

万が一、出演しなくなったら、

来てくれるお客さんを裏切らないために

「〇〇は出演しません」と、事前に発表します。

その人を観たいがためにチケットを買うお客さんが

いるわけだから、当然のことです。

それが、劇団・劇場とお客さんとの信頼にもなります。



ところが、東京国立近代美術館は違いました。

「国立」という地位のある美術館なのに、

もしくは、「国立」という地位ゆえに、

集客をがんばらなくても潰れないから

お客さんの気持ちが分からないのかな?



この展示に携わる方々は、

「お客さんから見てわかりにくい」と

誰も指摘しないのかな?



2月に行ったときは、

絵についての面白い説明文が多々あって、

お客さんに寄り添っている感を受けたのですが、

組織全体には広がっていなさそうな…。



ということで、私が気になったのは、

お客さんの気持ちがおざなりなっている

のではないかという点でした。


そして、仕事ってお客さん視点を持って働くから

楽しいんだと私は思うので、

お客さん視点が不足しているとすれば…と、

余計な心配をしたりして。



また、自分もセミナーを開催する立場として

お客さんの期待を裏切らないように気をつけようと、

肝に銘じました。


何より今日、一番思ったのは、

タイトルやポスターやHPによって抱いてくれた

「期待」という見えないエネルギーを

お客さんは持って来てくれるんであって、

その落としどころが必要なんだ、と。



こちらは同日、同美術館の企画展で観た
「ピーター・ドレグ展」のちらしです。



私好みの世界観&色使い。とても素敵な絵。

この展示会では、ちらしに使われていた絵が

ちゃんと展示されていました(これが当たり前)。




この絵もよかった。



主催者側が発表した「これをやりますよ」という内容を

ちゃんとやることが第一前提。

その上で、「想像以上によかった!」があると、

お客さんの期待は気持ちよく昇華される。



今日の気づき、大事にしよう。


瀬戸川礼子でした。







生配信で舞台「トコイリヤ ARt NOViEng」。 ~芸術を日常に取り入れよう~


こんばんは。

東京の感染者数が366人と過去最高になった今日、

いかがお過ごしでしょうか。

なんだか…、もうそれほど驚かない私です。

このままだと簡単に1000人になりそう。

言われなくても、大人しく過ごす4連休です。



その初日。

今夜は、Tシャツからブラウスに着替えてパソコンの前へ。

舞台「トコイリヤ ARt NOViEng」の

オンライン生配信を堪能しました。




今回のブログは、

この舞台をみなさまにお勧めしたいのです。


なぜかというと、彼が友人だからというだけではなく、

私は本気で、人生には質のよい芸術が必要だと思っているからです。


歴史上、何かを成し遂げた人はことごとく芸術を愛していました。

その人の仕事に直接、関係がなくても、

芸術は感性を高め、視点を変えたり広げたりしてくれます。

そして何よりも、きっと、魂が喜ぶのです。


日本語の「芸術」って言葉が重いけど、

要するに「アート」って、もっと身近にあっていいんじゃないかな。

私はアートと無縁の人生は嫌なんです。

だって、アートを楽しむって人間らしいじゃないですか




トコイリヤ」(TOKOIRIYA)は、

いくつかの独立した作品群が一つのメッセージを描く、

バレエアーティスト緑間玲貴の世界。

この世界観がとてもいいんですよー。



トコイリヤは、

彼の「やりたいこと」から

「ためいき」の「た」を抜いて

逆に読んだ造語です。


緑間玲貴がやりたかった「踊りは祈り」という世界。

今回は芸術家にとっても表現の場が制限された

コロナ禍の渦中にあって、

「 芸術の灯は消せない」という想いが、

ことさら強く美しく、伝わってきました。


生で観られたら一番です。

ただ、カメラ5台を使ったオンライン上映だからこそ、

表情や全体像がよく見える楽しさもありました。


舞台は、写真を乗せてしまうと、
(著作権のこともあるし)

観る人の驚きや楽しみを奪いかねないので

ポスターくらいしかアップできないのですが、

今回の配信は、外で撮った映像が効果的に

使われていて「ここまでやるんだ」と感心でした。


明日~明後日は、沖縄がらまんホールで

ソーシャルディスタンスを守りつつ生舞台ですが

すでに席は埋まっているし、

そもそも行きにくいですよね。


ということで、配信をご覧になるのはいかがでしょうか。

30日まで配信中。何度でも視聴できます。


小さな作品が組み合わさっているので、

あまりバレエを観ない方でも観やすいですし、

内容は、高い感性と技術で素晴らしいものになっています。


私は応援チケットにしましたが、

3000円から用意されています。安い!

チケットはこちらです。


特に、最後の15分間の迫力を

感じていただきたい!


アートな家時間もいいものです。
ジャーナリストの瀬戸川礼子でした。


「いい会社」のよきリーダーが大切にしている7つのこと - 瀬戸川礼子
「いい会社」のよきリーダーが大切にしている7つのこと - 瀬戸川礼子

電子ピアノを買って思った、日本の運送は大変だ



先月、やってきました電子ピアノ。

そのときのblogはこちらです。


これに伴って、「大変だな~」

と思ったのは日本の運送事情でした。


ということで今日のテーマは

「電子ピアノを買って思った、日本の運送は大変だ」です。



<目次>
① これが私の電子ピアノです
② 専用スタンドが届くまでのスケジュール
③ 運送業のデータ3つ



① これが私の電子ピアノです♪

しばらくの間、スタンドがなくて変でしたが



現在はきれいに納まっております♪



蒸し暑い中、
スタンドを運んでくれる人のために、
塩釜で買った茶葉で、
美味しい冷茶を用意していたんですが、

まさかの組み立て式でした~




② 専用スタンドが届くまでのスケジュール

6月23日(火) 
・電子ピアノpraviaがやってきた
・同日、専用スタンドをネット購入。
・承りました、と大手家電量販店Kからメールが入る。

6月26日(金)
・週末になってもK社から音沙汰なし

7月1日(水)
・月が変わっても音沙汰なし。
・仕方なく注文をキャンセル
・直ちに別の家電量販店E社で同じものを購入
 (3000円高かったけどやむなし)
・承りました、とE社からメールが入る。

7月3日(金)
E社から、商品を出荷センターに転送したとメール

7月6日(月)
・翌週になっても届かない
・一度、残念な目に遭っているので不安になり
 午後メールで問い合わせると、下記の返信が。

※「現在繁忙期」はコロナの影響だろうけど、
  本当は「常に繁忙期」なのかも…。


7月7日(火)
・配送先から電話。ついに明日届く。

7月8日(水)
・とうとう専用スタンドが来た!
・ドライバーで組み立て、
 電子ピアノを設置してごきげん♪


長々書きましたが、キャンセルも含めて

2週間+1日かかりました。


最初から待つと分かっていれば平気ですが、

「すぐに届くネット販売」に慣れているし、

販売元から何の連絡もない時期があり、

とても遅く感じてしまったのです。




③ 運送業のデータ3つ

そこで調べてみたのは、

日銀が発表した「雇用人員判断」。

どれだけ人手不足かを見ます。

最新のものが見当たらず2017年版です。



業界ごとに、どれほど人手不足かを表しています。

上に行くほど「不足が大きい」。

この表で一目瞭然ですが、

ほぼすべての業界が「人手不足」なんですよね。


今回、私が問題視した運送は「運輸・郵便」になり、

3番目に人手不足の業界です。

ほかの調査では2位だったりします)


ちなみに、断トツの人手不足は宿泊・飲食です。

予約があっても、働き手がおらず、

予約を入れられない施設もあるほどです。


運んでもらったり、泊めさせてもらったり、

お客さん側も感謝したいものですね!

 


 次は、運送の課題「積載率」について。

トラックの荷室がどれだけ埋まっているかを見ます。


積載率は41%と低く、

「60%は空気を運んでいる」と言われています。

もったいない!



↑ 表の左、最も高い平成5年(1993)でも55%です。

もともと低いのに、さらに下降しています。

なぜ、こんなことになっているのでしょう?


そうなんです。

私たちにも責任の一端があるんです。

時間指定とか、再配達とか、

受け取る側の便利さを追求しているからです。

運ぶ側は、100%積んで

効率よく走りたいと思いますが、

そこまで待っていられないわけですね。


ほか、企業と企業のやりとりの中で

下請けに値するであろう物流が涙をのんで

薄利のトラックを出す場合もありそうです。

そして運送側にもシステム開発などの改善が

求められるだろうなと思います。
https://jblog.tradeshift.com/buturyu-costcut/

 

 最後にもう一つ、

運送業の女性の進出状況です(国交省の調査)

左端の全産業(43.8%)に比べて、

右端の運送業は、

道路貨物運送が2.4%、

道路旅客運送も2.4%

ほとんど女性がいません。

国交省も「極めて低い状況」と分析しています。



2.4%しか女性がいないということは、

人口の半分しか採用対象がいないようなもの。

全業種が人手不足の中で、とても不利な状況です。

さらに、運送業も高齢化が進んでいて、

29歳以下の若者は10%ほど。


確かに、家に荷物を届けてくれる人に

若者はほとんどいないことに気づきます。

これからどうなるのでしょう。


私の電子ピアノスタンドの運送が遅くなるのも

仕方ないのです(ほかの要因もあったとしても)。



前に、こちらのブログで

日本の人口減少問題に触れました。

今回は運送を少し見てみましたが、

こういう問題はほかにもどんどん増えますね。


女性が活躍する大切さについても

こちらでデータとともに書いています。


根本的な解決は、

国を挙げてもできないほど難問ですが

自分たちにできる改善を重ねていくことは

意味があることと思うのです。


元エレクトーン講師なので、
もともとピアノは得意ではない(けど好き)
経営ジャーナリストの瀬戸川礼子でした。

「いい会社」のよきリーダーが大切にしている7つのこと - 瀬戸川礼子
「いい会社」のよきリーダーが大切にしている7つのこと - 瀬戸川礼子


夕暮れの浅草寺へ。がんばろう東京。



日曜日の日記です。

夕暮れ散歩に出かけました。

てくてくたくさん歩いて浅草寺へ。





コロナの影響もありますが、
日曜の夕方なので静かです。



仲見世から横に入った伝法院通りに灯りが。






本殿



はっはっはっは。


はっはっはっは。
泣いても一日、笑っても一日。
君は笑いたまえ。



雷門のあたたかな灯りを見ていたら、
ふと浮かんできました。

がんばろう東京。
がんばろう日本。



BANDAI本社前。
「なんのために生まれて
 なにをして生きるのか
 こたえられないなんて
 そんなのはいやだ!」(アンパンマンマーチ)





ではまた~(^^)/
瀬戸川礼子でした。


GOTOキャンペーンに対する当事者の声をうかがいました



GO TOトラベルキャンペーンの当事者の方は

どう思っているのだろう?


先日の私の投稿を受けて、

宿泊業5人の方々がメッセージをくださいました。


今日はその声をお届けします。


「キャンペーン自体は否定しないが、
 今は(あるいは中身は)反対」

という方でおおむね占められました。

日本中に賛否が渦巻く中、

わざわざ賛成意見を送られる人はいないと思うので

届いたのは反対意見のみで、母数も少ないです。



そんな限られた条件ですが、

現場の状況を理解する一助になればと思い、

届いたご意見を下に挙げさせていただきます。
(了承済み)


反対理由は、

マクロ視点では、
・現段階での実施は感染拡大のリスクが高過ぎる
・医療現場を圧迫したくない
・不安感が市場に蔓延しているため経済効果が期待できない
・観光業のイメージダウンが懸念される
・宿泊業の法整備から考えていく必要がある
(伝染病の人さえ宿泊業は拒めないことになっている等)。


ミクロ視点では、
・スタッフを危険な目に遭わせたくない
・スタッフが怖がる
・感染対策を現場に丸投げされても困る
・感染対策についての指針がない
・知名度がないと恩恵にあずかれなさそう
・制度が複雑すぎてお客さまへの説明が難しい
・現場の細かい作業が増える
・当事者がキャンペーンを宣伝すると悪者扱いされそう、などです。


現場を担う方々の

生の声を聞かせていただきありがとうございます。

本当に悩ましいことです。



コロナ禍でのGO TOキャンペーンに不安を覚えるのは、

感染以外にもあると思っています。

それは、どの施策にも言えますが、

制度の説明が足りていないうえに、

現場の心情にまったく触れない点です。

制度を「つくる人」と「実施する人」が乖離している。

役割は当然違うけれど、

共に乗り越えようとする思いが見えない。

ニュージーランドのジャシンダ・アーダーン首相
(39歳の女性首相)

のように、と言ったらハードルが高すぎるだろうけれど、

現場がどんな思いでお客さんを受け入れるのか、

もっと想像してほしいものです。


言葉と行動に愛が足りなさすぎます。



その後、GO TOキャンペーンは

東京発着と都民が除外されましたが、

これはやむを得ないと私は思います。

除外しても制度は穴ぼこだらけですが…。

国はある程度の感染拡大に目をつぶり、

「経済効果―感染拡大=プラス影響」

に賭けているんじゃないでしょうか。


賭けるものじゃないけど、

誰も分からないことをしているので、

結果、賭けていることになると思います。

22日の開始まであと4日。

再度、変更があるでしょうか?



なお、GOTOキャンペーンについては、

社会派ブロガーのちきりんさんが、

9つの疑問点を挙げて背景を解説されています。

そのブログはこちら
「GOTOキャンペーン大混乱について」

6番目だけは「そうかな?」と思うけど、
(私は逆にこの点が弱いと感じてきた)

全体的にとても分かりやすくて、さすがです。

ちきりんさんのブログはいつも見ています。
フォローおすすめです。


とにかくやるならば、旅館をはじめ
お世話になってきた観光業の方々にとって
プラスになることを願っています。
経営ジャーナリストの瀬戸川礼子でした。

ホームぺージはこちらです。

 



【おまけ】
しとしと雨の公園へ。
緑っていいですね。


ツユクサの美しさに目を見張ります。
これを“雑草”とは呼びにくいです。






人財課題解決セミナー3に参加しました ~半年間毎日「日誌」を書く~


人財課題解決セミナー3回目」を受講しました。

主催はネッツトヨタ南国から誕生した

ビスタワークス研究所です。


講師は結城貴暁さん。

ネッツの採用教育担当でもあります。


5時間をかけ、

主に「人財育成」について

具体的な取り組みをたくさん語ってくださいました。

データも豊富で充実の内容。

行ってよかった~!


1つ紹介させていただきます。

◇ この写真は、
 ネッツトヨタ南国 の新入社員が
 毎日1ぺージずつ書く日誌です。



上から下まで改行なしでびっしり。

日記ではなく「志を言う」という意味で「日誌」です。

出来事を連ねるだけではなく、

自分の考えや思いを書く。

これをですね、半年間、毎日続けるのです。


続ける新人さんもすごいけど、

赤ペン先生をする結城さんもすごい。

直属の上司や先輩たちも必ず読んでサインします。


新人さんは最初はなかなか書けないそうですが、

だんだん早く書けるようになり、

質や深さが変わってくる、と。


先輩たちの毎日のフィードバッグが

「継続」を支えてくれます。



上の写真のように、手書きする日誌は、

想像力・愛情・優しさといった人間脳(前頭連合野)

を鍛えることになるそうです。


また、自分の頭で考える力や

語彙力も相当、鍛えられそう。


ネッツトヨタ南国で働く方々に話を聞くと、

しっかり要点を理解して、理路整然と、

しかも心ある言葉を語ってくれるので、

「そんなに若くて、どうしたらそうなれるんですか」

と、何度か聞いたことがあります。

今日、結城さんが教えてくれたこの話によって、

理由の一端が分かった気がしました。


「自分の頭で考える」のは大切なんだけど、

やっていないと方法が分からないし、

疲れるし、ほんと大変。

だから、やらない人はやりません。

発言は誰かの受け入りになり、

「自分の意見がない人」になってしまうことも。


ネッツトヨタ南国のように、

こうして強制的にでも毎日

日誌(志を言う)を書く環境は、

なんと恵まれていることでしょう! 

1年後、3年後、恐ろしく差がつきそうです。


3回にわたる「人財課題解決セミナー」。

1回目は横田英毅さんと大原光秦さんによる「考え方」、

2回目は小松友紀さんと長山大助さんによる「採養」(採用)、

そして今回は結城貴暁さんによる「人財育成」。

各5時間たっぷり学べ、大変充実しています。

組織にいる方なら、2人で参加されると

終わった後に話し合いができて

いいんじゃないかなと思いました。


あと、本来は1~3月開催の予定でしたが、

3回目はコロナで2度延期となり、

7月の今日となりました。

しかも密にならないよう、

参加者を2日に分けて行われました。

赤字ですよね…。


しかも、主催側は参加者に連絡したり、

会場を予約しなおしたり、

さぞ大変だったことと思います。


けれど、人財育成の課題解決に役立ちたい

という思いのほうが上回っている方々なのですよね。

素晴らしい。お陰様で有意義な学びとなりました。

ありがとうございます!

経営ジャーナリストの瀬戸川礼子でした。

「いい会社」のよきリーダーが大切にしている7つのこと - 瀬戸川礼子
「いい会社」のよきリーダーが大切にしている7つのこと - 瀬戸川礼子



「GO TOキャンペーン」がイメージダウンにならないことを願う


来週7月22日から始まる

「GO TOキャンペーン」

賛否両論ですよね。

twitterでは、

#GOTOキャンペーンを中止してください

がトレンド入り。


女将さんをはじめ、観光業の方にも

知り合いが多い私としては胸が痛いです。


全国の女将さんを紹介しているコラムはこちら


医療に回せという声もわかりますが、

観光業の人がこれを見たらどう思うか…。


いま、当事者である宿泊施設などの方々に

ご意見を聞いているところですが、

(といってもまだ4,5人です)

いまのところキャンペーンは「個人的には反対」

の方ばかりです。


もう少しご意見を聞いてから、

まとめてアップするつもりです。


なのでここでは、

私の所感を書きたいと思います。

総論としてはタイトル通り、

「GO TOキャンペーン」が

イメージダウンにならないことを願う ばかりです。


20年ほど前、取材先のある旅館で聞きました。

「台風で農業がひどい目に遭ったら、

 国はすぐに補償を出します。

 でも、私たち観光業には何もない。

 自分たちで何とかしろと言われてきたんです」。


ひどく不公平だ、とその方は言いました。

これを聞いて、確かにそうだなと、

初めて政治的な目で観光業を見つめました。

観光業出身の政治家っているのかな…、

自分たちの業界を守り育むには、

政治面でも力を持つ必要があるわけです。


余談ですけど、

コロナで牛肉券・お魚券を出すという案が

国から出されましたが(その後、没に)、

あれは、政治がその業界に対して

媚びをうったという見方もあるんですよね。

政治的な力を持つ業界というわけです。

ものづくりの業界もそうです。


話を戻すと、20年前のあの話から8年後、

つまりいまから12年前の2008年、

ようやく日本に「観光庁」が生まれました。

観光庁は国土交通省の外局扱いですが、

それまでは「運輸省」(現 国交省)の

一部門に過ぎず、「庁」ではなかったので

業界としては画期的なことでした。


旅行業はGDPの5%程度ですが、

諸外国をみると、2倍程度拡大できる

という声があります。


訪日外国人も増えました。

2008年=853万人

2019年=3,188万人に。


でも、これだけ外国人が増えても、

日本人の国内延べ旅行者数(2018年)は

6億4,751万人で圧倒的に多いのです。
(宿泊・日帰り合計)


GO TOキャンペーンは本来、

もっと多方面の人から喜ばれるはずだった。


ようやく国が観光業を支えよう

という向きになってきたのに、

運悪くコロナウィルス感染拡大を

懸念する時期と重なってしまった。

肝心な感染対策は現場に丸投げ。

重ね重ね悩ましいことです。


GO TOキャンペーンのアイデアそのものを

私は否定しません。

JRなど民間が旅行キャンペーンをするくらいで

国を挙げてやることはほぼなかったのだし、

実際、いますぐお客さんが来てくれないと

本当に倒れてしまう観光関連会社がたくさんあるはずです。



少なくとも明確に言えるのは、

個々の旅館やホテルや関連施設は

このキャンペーンについて

何も悪くないということです。


自分たちだって感染リスクがあって

悩ましいながらも

気を付けて一生懸命に迎えようと

しているわけです。


あともう一つ思っているのは、

国は「やるといったらやります」

みたいなことを言うんじゃなくて、

観光業の方々の「言えない声」を察して、

こうでこうで、こういう事情がありますが

それでもこうで、こうだからやります、と、

もっと丁寧に言ってくれないかな。


HPに堂々と打ち出すこともできず

気の毒ですよ。


最適なタイミングはいつなのか、

誰にもわかりません。

秋ならいい?冬ならいい?

それもわかりません。

全国一律でいいのかという問題もあります。



結論は出ないのですが、

考えることだけは山積みです。


経営ジャーナリストの瀬戸川礼子でした。

ホームぺージはこちらです。


おまけ:
色付いたトマトと青いトマトがちょうど11個ずつ。
トマトはやることをちゃんとやってます。
やってない私は見習うね。


「いい会社」のよきリーダーが大切にしている7つのこと - 瀬戸川礼子
「いい会社」のよきリーダーが大切にしている7つのこと - 瀬戸川礼子